映画『かぐや様は告らせたい ～天才たちの恋愛頭脳戦～』はどんなストーリー？

『かぐや様は告らせたい ～天才たちの恋愛頭脳戦～』は赤坂アカ氏の人気ラブコメ漫画を実写化した映画です。

超名門私立「秀知院学園」の生徒会長・白銀御行はとても頭がよく、模試では常に全国上位。

大財閥の令嬢で容姿端麗、しかも文武両道と申し分ないのが生徒会副会長・四宮かぐや。

2人はお互いに惹かれあっているのに、プライドが高すぎ、それぞれの想いをなかなか告白することができません。

やがてなぜか告白した方が「負け」という謎の思考に2人はなり、「いかにして相手に告白させるか」ということを考えるようになってしまいます。

その結果恋愛以外のことは天才的な2人は、高度な恋愛頭脳戦を繰り広げることになります。

一体どちらが先に告白するのか…/p>

史上最強のラブバトルが始まります。

koi-wazuraiという曲名の意味を考察

「koi-wazurai」は、直訳すると「恋の悩み」「恋の病」という意味があります。

人を好きになるとその人のことでいっぱいになり、仕事や勉強などが手につかなくなったり、食欲や睡眠がとれなくなったりすることがあります。

その様子はまるで病気のよう。

歌詞の中にはこういった状況や恋をすると感じるドキドキ感やもやもや感、ワクワク感などが描かれており、恋の駆け引きについて歌われているようです。

「koi-wazurai」は、心躍る恋愛をテーマにしたポップな楽曲。映画の内容を反映した歌詞であり、難攻不落の恋が描かれているんですよ！ドキドキっとした恋をしたくなる歌詞を紐解いていきましょう！

結衣

koi-wazuraiという歌詞の意味を徹底解釈

1番

永遠の恋

これは運命的な恋煩い
キミと何万回ロマンティック
素直になれたら
This love will last forever
Beautiful days

koi-wazurai -King&Prince

最初のフレーズでは、主人公の本心が描かれています。

本当な運命的な出会いと感じているのに、いつも君とロマンティックな時間を過ごせたら良いのにと思っているのに、素直になれないようであり、主人公はそんな自分自身を恨めしく思っているのかもしれません。

もし素直になれたら、この愛は永遠に続くだろうな…とも記しており、永遠を感じさせるほど、君のことを想っているようです。

プライドが邪魔をする

ロジカルなHead　シニカルなHeart
方程式の答えは何処へ
今日もプライドってベクトルが
ミスリードする二人の未来

koi-wazurai -King&Prince

この歌詞の中には数学用語が出てきており、学生生活に想いを馳せることができます。

歌詞に出てくる"ロジカル"は合理的なという意味であり、"シニカル”はひねくれた、という意味があります。

そのため頭では分かっているけれど、心はひねくれていて、どうにもこうにも矛盾した気持ちが主人公にはあるようです。

未来について考える中で、プライドが邪魔をしていることで二人の未来がうまくいかず、すれ違っている様子が垣間見えます。

特別な存在になってあげる？

特別でいたいくせに
普通じゃないと不安で
投げた視線そらすなんて
君らしくない

koi-wazurai -King&Prince

この歌詞では、相手への不満のようなものを述べているようです。

相手とのやり取りの中で、いつもは視線を送ったら送り返してくれるのに、今日に限って返してくれない。

特別な存在でいたいと思っているけれど、普通じゃないのはなぜか不安であり、一体君に何かあったのか？と感じたようです。

恋の駆け引きが感じられる歌詞であり、「君」は主人公に何か仕掛けたのかもしれませんね。

いつか迎えに行くから

奇跡が目をさます頃
月夜にハートうち抜いて
いつか星の陰で待つ君を
迎えにゆこう

koi-wazurai -King&Prince

このフレーズでは、愛を見つけたとき、一見何もない月夜にもハートがうち抜かれるような心の動揺を表現しているようです。

”いつか星の陰で待つ君を 迎えにゆこう”と歌われていますが、このフレーズは愛する人を待つことを表現しているのではないでしょうか。

いろいろな障害があるかもしれないけれど、必ず迎えに行くからと伝えたいのかもしれません。

少しずつ距離を縮めよう

これは運命的な恋煩い
キミと何万回もLove勝負(ゲーム)
You & I
難攻不落　近づくほどに
運命的な恋煩い
キミと何万回ロマンティック
解けない愛もOne day
正解(こたえ)はKissでBeautiful days

koi-wazurai -King&Prince

この歌詞は、運命的な恋愛について歌っています。

歌詞に出てくる難攻不落とは「攻め込んだはいいが、思い通りにするのが難しい」ことを意味しており、「相手に告白をさせる」というゲームをさしているのではないでしょうか。

そしてこのゲームを何度も繰り返すことにより、徐々に距離を縮めていると思われます。

”You & I”からは、お互いに支え合い、共感し合いながら、積み重ねた時間を大切にしていこうという想いを表しているようです。

愛が深まれば深まるほど、好きだけれど好きと言えないという複雑な思いを抱えているのかもしれませんね。

2番

未解決の恋心

君を解く　Pass Code
わからぬまま時は過ぎて
気づけば何気ない朝も
輝いて見えるよ

koi-wazurai -King&Prince

この部分では大切な人と向き合うことが大切であるというメッセージを伝えているようです。

Pass Codeとは、その人の心の鍵を開くためのパスワードのようなものを指しているのではないでしょうか。

時間をかけて大切な人を理解し、解き明かすことで、何気ない日常が輝きを持つように感じられるようになるということが描かれているようです。

恋をすれば一瞬が永遠に感じる

“I love you.”も
“Do you love me？”も
口にすれば同じ
一瞬も永遠も
恋すれば同じ

koi-wazurai -King&Prince

このフレーズでは、「I love you.」と言おうが「Do you love me?」と聞こうがどちらを口にしても、同じ結果であると示しています。

このことは言葉だけでなく、大切な人と過ごす時にも当てはまり、それが一瞬であっても永遠に感じることができる、と伝えたいのではないでしょうか。

恋に落ちたらどちらも同じように感じるのかもしれません。

君の力で生きる

キミが君でいてくれるから
ボクは僕でいられるんだ
世界はもう止められない
もう抑えきれない…

koi-wazurai -King&Prince

この歌詞では、主人公は自分らしくありたいと考え、君という存在が自分を支えてくれていることに感謝をしているようです。

君への愛の深さがわかるフレーズであり、主人公の想いは止めることができない様子。

抑えきれない君への想いをどうしたらよいのか、悩んでいる様子も垣間見えます。

深まりゆく愛情

これは運命的な恋煩い
キミと何万回もLove勝負(ゲーム)
You & I
完全無欠　見つめるほどに
運命的な恋煩い
キミと何万回ロマンティック
解けない愛もOne day
正解(こたえ)はKissでBeautiful days

koi-wazurai -King&Prince

この歌詞は、似たものが前フレーズにもありました。

違う点は完全無欠であるという点。

相手に対しての主人公の愛情が深まっていく様子を表現しているのではないでしょうか。

そして、”正解(こたえ)はKissでBeautiful days”というフレーズは、答えがわからない恋愛でも、言葉にするのが難しくてもキスをすることで美しく楽しい日々を過ごせるという希望的なメッセージを表しているように感じます。

笑顔のワガママ

いつもの笑顔でやっと会えたね
最高以上の君だから
独り占めさせて

koi-wazurai -King&Prince

この部分では、君と出会って、普段と変わらない笑顔を見るととても嬉しくなる、と伝えているようです。

主人公にとって「君」は最高の人であり、誰よりも特別な存在だからこそ、主人公は自分だけのものにしたいと思ったのではないでしょうか。

他の人に渡したくない、という甘酸っぱい気持ちが伝わってきます。

君だけを見ていたい

これは運命的な恋煩い
これは運命的な恋煩い
キミと何万回もLove勝負(ゲーム)
You & I
難攻不落　近づくほどに
運命的な恋煩い
キミと何万回ロマンティック
解けない愛もOne day
正解(こたえ)はKissでBeautiful days
Beautiful days

koi-wazurai -King&Prince

最後のフレーズです。

このフレーズは同じものがすでに出てきているのですが、フレーズ冒頭に"これは運命的な恋煩い"と繰り返されていることから、運命を感じさせる恋であることが強調されているように感じます。

恋の駆け引きgameをすることにより、より一層相手のことが好きになり、その想いはすでに止めることができないことを描写しており、どんなに答えがでなくても、Kissをすれば分かり合える、と伝えたいのかもしれません。

まとめ

今回はKing&Princeの「koi-wazurai」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「koi-wazurai」は、大切な人と運命的な出会いをし、悩みながら関係を深めていくことを伝えているようです。

最初はなかなか距離を縮めることができず、しかも素直に好きと言えない主人公でしたが、大切な人と「告白させる」というゲームをすることによって徐々に距離が縮まり、やっと思いが通じたのではないでしょうか。

「好き」も「好き？」も口にすれば同じ、という部分はなるほど…と感じる部分でもありました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではKing&Princeを追って行くのでぜひチェックしてみてください！