【imase / NIGHT DANCER】の歌詞の意味を徹底解釈 |幸せだからこそ感じる不安を綴った歌詞を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/6/2
NIGHT DANCERという曲名の意味を考察
この曲のタイトル「NIGHT DANCER」は、直訳すると夜に踊る人となり、実際に歌詞にもそのようなフレーズが多く出てきます。
どうでもいいような夜でも煌めきを味わうことができる、ということや、二人で刻む時間の大切さを表現する部分があることから、タイトルには「夜の踊り手」という意味が含まれていると考えられます。
NIGHT DANCERという歌詞の意味を徹底解釈
特別な時間
どうでもいいような 夜だけど
響めき 煌めきと君も
まだ止まった 刻む針も
入り浸った 散らかる部屋も
変わらないね 思い出しては
二人 歳を重ねてた
NIGHT DANCER -imase
このフレーズでは意味のないような時間であっても特別なものに変えることができると伝えているようです。
主人公は大切な人と一緒にいるのでしょう。
君といる時間は止まっているようでもあり、この部屋で過ごした時間や思い出はいつまでも変わらないということを示しているようです。
些細な夜であっても大切な人と一緒ならば、特別な時間になると描いているのではないでしょうか。
君だけは変わらない
また止まった 落とす針を
よく流した 聞き飽きるほど
変わらないね 変わらないで
いられたのは 君だけか
NIGHT DANCER -imase
このフレーズからは、時間が再び止まり、繰り返されるような状況によって、二人の関係や思い出が変わらずに保たれていることが伝わってきます。
そして、この時を共有できるのは、特別な存在である君だけだと感じているのでしょう。
時と共に変わっていくことが多い中、大切な人だけは変わらなかったと思ったのではないでしょうか。
絆を感じる
無駄話で はぐらかして
触れた先を ためらうように
足踏みして ズレた針を余所に
揃い始めてた 息が
NIGHT DANCER -imase
主人公は大切な人とたわいもない話をするばかりで、肝心なことを伝えることができないのでしょう。
大切な人に時折触れ、ためらいつつも徐々に心地よい調和が生まれ始め、本当の自分を見せることができつつあるようです。
触れられたくない感情があったのに、一緒にいることで少しずつ二人の息が揃い始め、絆が生まれていることが伝わってきます。
君と過ごす夜
どうでもいいような 夜だけど
響めき 煌めきと君も “踊ろう”
どうでもいいような 夜だけど
二人刻もう
NIGHT DANCER -imase
”どうでもいいような夜だけど”というフレーズは、ささいな夜の中でも特別な時間を作り出し、意味のないような時間でも一緒に踊りたいという思いを表現しているようです。
二人で共に特別な時間を刻んでいこうとしているのでしょう。
普通の夜であっても喜びや愛を見出し、二人で共に語り合いながら時を重ねていく様子を描いているのではないでしょうか。
変わらないでほしい
透き通った 白い肌も
その笑った 無邪気な顔も
変わらないね 変わらないで
いられるのは 今だけか
NIGHT DANCER -imase
このフレーズでは大切な人を温かい目で見ている様子が伝わってきます。
ですが、いろいろなことがある中でも君はいつも変わらないけれど、もしかするとこれから先は変わってしまうのかな、と少し不安に感じているようでもあります。
一瞬一瞬が大切であり、この瞬間にこそ美しさや喜びが宿っていると伝えたいのかもしれません。
想いがあふれてく
見つめるほどに
溢れる メモリー
浮つく心に コーヒーを
乱れた髪に 掠れたメロディー
混ざりあってよう もう一度
NIGHT DANCER -imase
過去の思い出や感情が心に満ちていく様子が描かれており、もう一度その瞬間を共有したいという願いが込められているようです。
このフレーズは主人公の内面や感情が表現されているのでしょう。
過去の思い出や感情が現在の心に満ち溢れ、再びその感動を味わいたいという渇望が伝わってきます。
一緒に時を刻もう
どうでもいいような 夜だけど
ときめき 色めきと君も “踊ろう”
どうでもいいような 夜だけど
二人刻もう
夜は長い おぼつかない
今にも止まりそうな ミュージック
NIGHT DANCER -imase
些細な夜でも、大切な人と過ごす時間は特別であると伝えており、夜は長く不確かな時間だけれど、それでも君と一緒にいたいと願っているようです。
主人公は君だけを大切に思っていると伝えたいのでしょう。
最後のフレーズでは、二人で時を刻んでいこうという意志が示されているようです。
ずっと一緒に
君といたい 溺れてたい
明日がこなくたって もういいの
どうでもいいような 夜だけど
響めき 煌めきと君も ”踊ろう”
どうでもいいような 夜だけど
NIGHT DANCER -imase
主人公は大切な人といつまでも一緒にいることを強く望んでいるようです。
未来のことは気にせずに、ただ君とこの夜を楽しみたいという思いも表現されており、なんともない普通の夜だけれど、それでも君と一緒にいるこの空間は、輝いていると感じているのではないでしょうか。
二人で過ごす時間
愛して
どうでもいいから 僕だけを
ふらつき よろめきながらも “踊ろう”
どうでもいいような 夜だけど
二人刻もう
NIGHT DANCER -imase
主人公は大切な人に対して深い愛情を抱いており、自分だけを愛してほしいと願っていることが垣間見えます。
どうでもいいような状況や感情の中でも、一緒に二人で時間を過ごすことで分かり合えると感じているのではないでしょうか。
まとめ
今回はimaseの「NIGHT DANCER」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この曲は、夜、思い出を掘り起こして二人の変わらぬ時間を確認し合っている様子が描かれているようです。
歌詞の中では大切な人との美しい思い出や二人の絆が描かれており、夜の中でもっとも強く感じる孤独や、気持ちが揺れ動く不安定な感情も表現されているようです。
幸せだからこそ感じる不安が歌詞には込められている気がしました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではimaseを追って行くのでぜひチェックしてみてください!