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【サイダーガール / Bluebell】の歌詞の意味を徹底解釈 |夢を追いかけていきたいと思える歌詞を徹底解釈!

執筆・監修: 佐藤 由花編集: 天野結衣最終更新: 2023/6/10

目次
Bluebellという曲名の意味を考察
Bluebellという歌詞の意味を徹底解釈
自分らしい自分
あの頃の自分
お互い笑い合っていこう
いつもの歩幅で
新たな一歩
大丈夫、乗り越えていける
一緒に歩んでいこう
まとめ

Bluebellという曲名の意味を考察

「Bluebell」という曲名は、ヒヤシンスの花にも似ているブルーベルという花の名前から来ているようです。

このブルーベルには「謙遜」「変わらぬ心」という花言葉があり、ボーカルのYurinさんは、「この2つを持ち続けるのは難しいことではあるが、長く続けていく上でとても大事なこと」だと思って名付けたそうです。

「Bluebell」はサイダーガールのメジャーデビュー曲である「エバーグリーン」をオマージュしているそうですよ!歌詞は初心を思い返して再スタートを切ろうという思いが込められているんです。疾走感があって爽やかな楽曲を紐解いていきましょう!

結衣

Bluebellという歌詞の意味を徹底解釈

自分らしい自分

青色の空 灰色の世界
間違いを探すことはない
比べることも馬鹿らしいくらい
自分を選ぶんだ

Bluebell -サイダーガール

この部分に出てくる”青色の空”は明るさや希望を象徴し、”灰色の世界”は暗さや絶望を表しているようです。

この対比を通じて、現実の世界が厳しくても、内なる光や輝きを持つことができることを伝えたいのではないでしょうか。

また自分自身を大切にし、ありのままの自分を受け入れることが大切であり、他人との比較に囚われる必要はないという強い意思を示しているようです。

あの頃の自分

息をするだけ 生きているだけ
気づけばボロボロになって
それでも続いていく
理想を追いかけ 平行線
三振覚悟だった あの頃へ
恐れないで 涙は拾うから

Bluebell -サイダーガール

”気づけばボロボロになって”というフレーズは、時には困難や試練に直面することもあるけれども、それでも前に進み続けるという意志や忍耐力を表現しているようです。

フレーズに出てくる”三振”は失敗を意味しているのでしょう。

失敗を覚悟してでも理想を追いかけていた頃の自分を思い出すんだ、と主人公は思っているようです。

困難な状況にあってもあの頃の気持ちを忘れずに、前に進んでいこうと思っているのかもしれません。

お互い笑い合っていこう

変わらない想いは 明日への祈りだ
「散々だった」って 今日を笑いあいたい
あなたの盾になろう
逃げたって 弱くたって それでいいから
一緒に居たい

Bluebell -サイダーガール

このフレーズでは、いつまでも持ち続けている変わらない想いや願いが、明日に向かって進む力や希望を与えていることを表現しているのでしょう。

また日々どんなことがあっても最後には笑い合っていたいと思っているようであり、そんな思いを共有できる人といつまでも一緒に居たいと感じているようでもあります。

完璧である必要はなく、弱さや脆さも含めてすべてを受け入れることで、成長できると考えているのかもしれません。

いつもの歩幅で

雑踏の中 急ぐ足並み
誰かに合わせなくてもいい
離れた場所で 声高らかに
自分を叫ぶんだ

Bluebell -サイダーガール

多くの人々があわただしく移動している中で、自分自身を見失わずに進んでいくことを表現しているようです。

フレーズに出てくる”誰かに合わせなくてもいい”という言葉は、他人の期待や社会の基準に縛られず、自分自身のあり方や進むべき道を自由に選ぶことの重要性を示しているのではないでしょうか。

自分らしくあり続けることで、本来の自分を見つけることができると伝えたいのかもしれません。

また他人の目を気にせず、自分の意見や感情を自由に叫ぶことも大切であると伝えているようでもあります。

新たな一歩

願いを蒔こう 愛を注ごう
傷ついてしまった心が
動かなくなる前に
夢と繰り返した凡退
走り続けていた あの頃へ
恐れないで 涙は拾うから
何度も

Bluebell -サイダーガール

"願いを蒔こう"というフレーズでは、自分の心の中に抱く願いや夢を実現するために、積極的に行動しようという意味が込められているようです。

時に傷ついてしまうこともあるけれど、そのまま立ち止まってしまわずにゆっくりでもいいから前に進んでいこうと自らを奮い立たせているのかもしれません。

主人公は過去の失敗を乗り越えていたことを思い出し、前に進んでいくために自分自身を励まし、何度でも立ち上がると思っているのではないでしょうか。

大丈夫、乗り越えていける

ああ
ため息を吐いたら
今は少し胸を張っていよう
忘れない想いは 明日へと飛ばすよ
美しい日々がきっと待っている
越えていけるさ

Bluebell -サイダーガール

”ああ ため息を吐いたら 今は少し胸を張っていよう”というフレーズでは、ため息をつくよりも、少し勇気を出して前に進むことを促しているようです。

主人公は今日も一生懸命過ごしていたのでしょう。

ふとため息が出てしまったのですが、そんな1日であっても自分にとっては大切な1日であったと思っているのかもしれません。

この部分の歌詞は、悲しみや苦難に囚われず胸を張って前に進むことや、忘れない想いを力に変えて未来に向かっていくことの美しさを伝えているようです。

明るい未来が待っており、困難を乗り越えていけるという、希望を与えるメッセージが込められているのではないでしょうか。

一緒に歩んでいこう

変わらない想いは 明日への祈りだ
「散々だった」って 今日を笑いあいたい
あなたの盾になろう
逃げたって 弱くたって それでいいから
一緒に居たい
これからを話そう

Bluebell -サイダーガール

この部分では、変わらない思いが持つ力や希望が強調されているようです。

自分は弱い存在だし、逃げてしまうこともあるけれど、それでも共に困難を乗り越えていきたいと思える人との出会いがあったのでしょう。

”これからを話そう”というフレーズからは、支え合う絆や連帯感が歌われているようであり、一緒に歩んでいく未来への希望や互いへの思いやりが込められているのではないでしょうか。

まとめ

今回はサイダーガールの「Bluebell」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「Bluebell」は、自分自身を見つめつつ、他の人と比べる必要はないことを記しているようです。

自己価値や個性を大切にしたいという思いがあるのでしょう。

生きることそのものが喜びであり、時には困難に立ち向かいながらも前に進んでいく意志を示しており、自分自身がボロボロになっても、それでもなお立ち上がり続ける強さや粘り強さが描かれているようでした。

全体的に自分を信じてありのままの自分を受け入れること、夢や明るい未来に向かって努力することの大切さが感じられた歌詞だったと思いました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではサイダーガールを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

佐藤 由花

佐藤 由花サトウ ユイカ

Sato Yuka

歌詞考察家

こんにちは、佐藤由花です。私は歌詞考察家として活動しており、特にポップミュージックの歌詞の深層を読み解くことに情熱を注いでいます。音楽学士を取得後、多くの音楽雑誌やウェブサイトで執筆を行い、歌詞の背景や作者の意図を探求してきました。音楽を通じて人々の心に寄り添い続けることが私の使命です。

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