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【Mrs. GREEN APPLE / ブルーアンビエンス (feat. asmi)】の歌詞の意味を徹底解釈 |「今日、好きになりました。初虹編」の主題歌に込められた恋する気持ちを紐解く!

編集: ひいらぎ最終更新: 2023/4/9

ブルーアンビエンス (feat. asmi)という曲名の意味を考察

アンビエンスは直訳すると「臨場感」のような意味合いがあります。

歌詞から考えると曲名『ブルーアンビエンス』は、「青く澄んだ空気感」というような意味合いがあり、歌詞中にも青さや自由に関する表現が使われていることから、このタイトルが付けられたと考えられます。

『ブルーアンビエンス』はABEMAオリジナル恋愛番組「今日、好きになりました。初虹編」の主題歌。asmiさんとのデュエットもいい感じなんですよ!リアルな恋模様と、青春時代の揺れる心が綴られている歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

ブルーアンビエンス (feat. asmi)という歌詞の意味を徹底解釈

僕にないもの

君が本当に羨ましい
僕に無い全てを持ってる
故に憧れみたいな好奇心
愛し方は様々あるでしょう?

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

最初のフレーズでは、「君」が自分にはない魅力や才能を持っているため、憧れる気持ちにも似た羨望や嫉妬を抱いていることを表現しているようです。

”愛し方は様々あるでしょう?”というフレーズは、相手を愛するためには様々な方法があるということなのでしょう。

「愛し方」が一つではなく、人それぞれ違っているので、自分自身も相手をよく知り、相手が求めるものを大切にしなければならないということを示唆しているのではないでしょうか。

ピュアな恋がしたい

宿題を忘れてる大人達
きっと好みは炭酸水
溢れてしまわぬように
照れてみる
愛されたい?
愛されたい!
馴れ合いたくない掛け合い
思い出1つで涙をしたい
ああ いいな いいな

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

この歌詞は、大人たちが社会の中でどのように過ごしているかを客観的に見ているようです。

大人たちの生活スタイルを描写しているようであり、大切な何かを忘れて過ごしていませんか?と問いかけているようでもあります。

また、自分たちの中にも愛されたい欲求があることを表現しており、ちょっとした思い出でも泣けるほどピュアな恋がしてみたいな、と思っているのではないでしょうか。

自由への輝き

馬鹿にしないでよ もう僕ら
不自由の海を自由に泳いでる
気触(かぶ)れた恋でも
憧れ損でも
この道を歩いていたいんだ
甘美な経験も
目の前の承認欲求も
まとめて全部ね
僕がね
綺麗に食べてあげるから

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

このフレーズは、大人たちに心配してもらわなくても十分楽しんでいる、ということを伝えたいようです。

大人たちに作られた世界は窮屈であるけれど、その窮屈さの中でそれぞれに楽しみを見つけ出し、自分なりに楽しんでいるのでしょう。

恋もまた同じであり、上手に人を愛することができなくてもいい、マニュアル通りでなくてもいい。

自分が思うように進んでいきたいんだよ、と思っているのではないでしょうか。

焦らず一歩ずつ

恋がしたい
思い出したい
掴めるかは僕ら次第
一歩ずつ大人になってみる

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

恋がしたいし、ステキな思い出もつくりたい。

ステキな恋ができるかは自分次第であり、誰かと出会うためには一歩ずつ大人になっていかなければいけない、と主人公は考えたのでしょう。

その恋が成就するかどうかは、自分たちが一歩ずつどう進んでいくかにかかっていると思っているのではないでしょうか。

自信の狭間

実に結局煩わしい
起爆剤 服に仕込んでる
「誰かの言う通りは恥ずかしい」
自信だけは一応あるんでしょう?

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

”実に結局煩わしい”というフレーズは、「本当は何も変わらないのに、何かがすごくうるさい」という意味を持っているように感じます。

そして、自分自身を奮い立たせるために心の中で欲望を燃やしているのでしょう。

周囲からの期待や要求に合わせることは嫌だ、と思っているようです。

”自信だけは一応あるんでしょう?”というフレーズからは、嫌だと言ったり恥ずかしいと思っていたりしているようだけど、自分自身に対して自信があるんじゃないの?と問いかけているようでもあります。

思い出に囚われたい

確実に呆れてる子供達
きっと嫌いな現代史
間違えてしまわぬように
冷めてみる
抱きしめたい?
抱きしめられたい!
相対する問題
思い出1つに囚われたい
愛は 今

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

確実に呆れている子供たちがいる。現実を捉えることが苦手な子供もいる。

そんなことを感じる中で、主人公は冷静でいなければならないと思ったのでしょう。

それでも、誰かに抱きしめてほしいと思う瞬間もあり、自分自身が抱きしめたいと思うこともあるようです。

思い出にとらわれすぎるのは良くないけれど、でも今は思い出に縛られていたい…と思ったのではないでしょうか。

これでいいんだから

馬鹿にしないでよ もう僕ら
未だ見ぬ開拓地に臨んでる
気触(かぶ)れた恋でも
憧れ損でも
ダルさと戦いたいんだ
オーディエンス激って
絶妙なアンビエンスがあって
まとめて全部ね
私がね
ここに掲げてみるから

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

恋なんてわからないと思っているんでしょ、でも恋が始まっているんだよ、と言っているようです。

恋がどんなものであるかいまだわからないし、傷ついたり楽しかったりいろいろな感情があるけれど、それでもそういった思いと向き合っていきたいんだ、と思っているのでしょう。

恋には駆け引きがありますが、その駆け引きもわからないところも全部受け止めようとしているのかもしれません。

青い探求心

恋がしたい
歩き出したい
掴めるかは僕ら次第
焦らずに大人になってみる
「好き」と「気になる」の違いは何?
宝探しをしているみたい
空いた穴を見せ合いたい
限り無い青さで

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

恋をすることで成長したいという思いが伝わる部分です。

歩き出す勇気を持ち、”掴めるかは僕ら次第”と前向きに捉えているようであり、ゆっくり焦らず大人になってみようと思ったのでしょう。

また恋は難しく、時に「好き」と「気になる」の違いを考えてしまうようであり、宝探しをしているかのような心持ちになっているようです。

”青さ”というフレーズは、若さの象徴であり、限りなく広がる未来を感じさせます。

真実の恋

後悔はしないように
思いに嘘がないように
あなたじゃなきゃダメなように
この恋が届きますように

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

このフレーズでは、自分が思い描く理想の相手以外は受け入れられないという強い想いが歌われているようです。

大切な人に対して純粋な感情を抱いているのでしょう。

この恋が長く続くように、そしてこの思いが届きますようにと願っている様子が伝わってきます。

傷ついてもいいから

馬鹿にしないでよ もう僕ら
不自由の海を自由に泳いでる
気触(かぶ)れた恋でも
憧れ損でも
この道を歩いていたいんだ

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

このフレーズは前半部分に出てきたものと同じになっています。

大人のように自由さはない、決められた空間の中にいるけれど、それでもその中で自由に考えることができるんだ、と伝えているようです。

そしてたとえ傷つくことが分かっていてもこの恋を貫きたい、とも考えているのではないでしょうか。

思いを受け止めるよ

甘美な経験も
目の前の承認欲求も
まとめて全部ね
僕がね
綺麗に食べてあげるから

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

甘美な経験も承認欲求も、全てを抱え込んでしまっている大切な人に向けて歌っているようです。

君が安心して思いが満たされるように、ずっと寄り添うから、と伝えており、大好きな人の想いをしっかりと受け止めようと思ったのでしょう。

相手に不安を感じさせたくないと思う主人公の気持ちが綴られているようです。

未来に向かって

恋がしたい
思い出したい
掴めるかは僕ら次第
一人きり部屋で嘆いている

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

このフレーズは、ステキな恋がしたいという想いが強く出ているようです。

一人きりの部屋で嘆く主人公は、自分たちがどこまで恋を掴めるかは自分たち次第だと思っているようであり、うまくいかない恋に悩んでいるのでしょう。

すべては自分次第なのだ、と改めて感じているのかもしれません。

ゆっくり一歩ずつ

恋がしたい
歩き出したい
掴めるかは僕ら次第
焦らずに大人になってみる
一歩ずつ大人になってみる

ブルーアンビエンス (feat. asmi) -Mrs. GREEN APPLE

”歩き出したい”とは、自分の軌跡を自ら進んでつくり出す意志があることを表現しているようです。

自分たち次第で思い描く未来を掴むことができるという意思表示をしているものの、自分でも時間をかけてゆっくり大人になることがいいんだ、と考えているのでしょう。

辛いことや悲しいこと、嬉しいことなどたくさんのことを経験しながら大人になっていけばいい、と感じたようです。

まとめ

今回はMrs. GREEN APPLE の「ブルーアンビエンス (feat. asmi)」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「ブルーアンビエンス」は、自分にないものを持つ人に憧れたり、成長することを望む若者の心情を表現しているように感じます。

また、自分たちの愛し方や生き方が違っても、誰かに愛されたい欲求や思い出を追い求める姿勢があり、自分たち自身が「大人」になるために、困難に立ち向かっていく覚悟も感じられます。

歌詞からは、自分自身と向き合いながら成長していく人生の旅を描いているように感じました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではMrs. GREEN APPLE を追って行くのでぜひチェックしてみてください!

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