【Mrs. GREEN APPLE / ダンスホール】の歌詞の意味を徹底解釈 |『めざまし8』のテーマソングに起用された、ポジティブになれる歌詞を徹底解釈!
編集: 天野結衣最終更新: 2023/6/11
ダンスホールという曲名の意味を考察
「ダンスホール」はフジテレビ情報番組『めざまし8』のテーマソングとして書き下ろされた楽曲です。
日々の生活の中でいろいろなことがあるが、その世の中でも楽しいことや温かく感じる出会いがあることが記されており、ダンスホールという架空の場所を舞台に、夢や幸せを追い求める人々の姿を描いているようです。
ダンスホールという歌詞の意味を徹底解釈
大好きだと伝えたい
いつだって大丈夫
この世界はダンスホール
君が居るから愛を知ることがまた出来る
「大好き」を歌える
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
主人公は、自分にとって君は、自信や安心感を与えてくれる存在である、と思っているようです。
いろいろなことがあるけれど、いつだって君がいるから愛を知ることができるし、前に進むことができる。
だから大丈夫なんだ、と伝えたいのでしょう。
君との心のつながりが、自分自身を前向きにし、人を愛する力を与えてくれるというメッセージが込められているのではないでしょうか。
傷つけていない?
知らぬ間に誰かいる
それに甘えすぎてる
何処かできっと僕の事を
恨んでる人がいる
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
この部分では、自分自身に対する客観的な視点が示されているようです。
さらに、”何処かできっと僕のことを恨んでる人がいる”という部分からは、自分が気づかないうちに誰かを悲しませたり、恨まれてしまったりしている可能性があるということを意味しているのでしょう。
自分の行動が何気ないものであっても、他人に与える影響は大きいのだから相手のことを考えることが大切であると伝えたいのかもしれません。
幸せはすぐそこに
溜息を吐いて吸って吸って吐かれては
幸せを見逃しちゃうけど
きっと結構ありがち
足元にあるもの
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
"溜息を吐いて吸って吸って吐かれては"というフレーズは、深いため息をついては、また次に深呼吸をして…というようなイメージを描いているようです。
このような繰り返しの中で、人々は幸せを見逃してしまうことがあると主人公は感じているのでしょう。
幸せは特別なものばかりではなく意外とすぐそばにあり、幸せが自分の足元にあるのに気づかず、見過ごしてしまうことがありがちなのだと伝えたいようです。
忙しく日々を過ごす中で幸せや喜びを見逃してしまうことがあるが、目の前にある幸せを見つけるためにいったん一休みし、深呼吸するような意識を持つことを促しているのかもしれません。
悲しいことばかりじゃない
いつだって大丈夫
この世界はダンスホール
君が居るから愛を知ることがまた出来る
今日もほら陽が昇る
時代が周るダンスホール
悲しいことは尽き無いけど
幸せを数えてみる
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
この部分では、前向きなメッセージが綴られているようです。
"いつだって大丈夫"というフレーズは、いつでも心配する必要はなく、自信を持って進んでいくことができるよ、という意味なのでしょう。
また、日々が繰り返される中で太陽が昇り、時代が巡っていく様子が描かれており、幸せなことだけでなく、悲しいことも存在する現実を受け入れながら、幸せな瞬間を思い出してみることが重要であると示唆しているのではないでしょうか。
ありのままでいいんだよ
夢を追う君がいる
でもたまに自信を無くして見える
誰かになんと言われようとも
君はそのままがいい
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
このフレーズでは、主人公にとって心の支えとなっている君について記されているようです。
大切な人は自分の夢や目標を追いかけていますが、いつもキラキラと輝いているわけではなく、時に自信を失い自分に疑問を抱いていることがあるのでしょう。
そんな様子を見て主人公は、、他人の言葉や期待に縛られず、君のままでいることが良いと思っているようです。
夢を追う過程で自信を失うこともあるかもしれないが、自分自身を信じて、他人の評価に左右されずに進むことが大切だ、と伝えたいのかもしれません。
とりあえず明日は笑おう
メンタルも成長痛を起こすでしょう
「無理をせず自分らしくいて」
それが出来たら悩んでないよ
まぁ明日こそ笑おう
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
"メンタルも成長痛を起こすでしょう"というフレーズは、心の成長過程で困難や苦しみがあることを表現しているようです。
成長には努力や挫折が伴い、時には心の痛みを感じることがあると感じているのでしょう。
さらに悩んでいたり悲しんでいたりすると、人は「自分らしく」とよく言葉をかけてくれるけれどそれができたら悩んでいないとも記しており、人が投げかけてくれる優しさを素直に受け入れることができず、葛藤している様子も垣間見えます。
ですが”まぁ明日こそ笑おう”というフレーズは、そんな自分を受け入れ、自分らしく生きることで悩みを乗り越え、明るい未来を迎えたい、と感じている主人公の気持ちも綴られているようです。
楽しみや愛を見つける場所
結局は大丈夫
この世界はダンスホール
君の隣で愛を精一杯に探したい
今日もまた怒られる
気持ちの穴がポンっと増える
不器用だけど笑ってもらえるように笑う
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
"結局は大丈夫"というフレーズは、あれこれ考えてしまうけれど、最終的には問題や困難を乗り越えていけるという意味を持つようです。
そして、この世界がダンスホールであると歌われていることから、人生は踊るように楽しく自由なものであり、君と一緒に愛を探していきたいと思う気持ちが表現されているのでしょう。
また、日常の中には困難が待ち受け、心の穴があいたかのように無気力になることもあるけれど、不器用ながらも笑顔で向き合い、周囲とのつながりを大切にすることで幸せを見つけることができると記しているようです。
たった一度きりの人生だから
いつだって大丈夫
この世界はダンスホール
楽しんだもん勝ちだ ダンスホール
また陽が昇る
時代が周るダンスホール
足が疲れても踊る
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
このフレーズでは、人生において困難や試練があるかもしれないが、楽しみながら前に進んでいくことが大切であることを示しているのでしょう。
たった一度きりの人生、悲しいことや辛いことも受けいれて、楽しんだ方が勝ちなんじゃないか、と主人公は思ったようです。
新しい日が始まり時代が巡る中で、疲れや困難に負けずにあゆみ続けることが成長や前進につながると伝えたいのかもしれません。
君の笑顔が見たくて
結局は大丈夫
この世界はダンスホール
あなたが主役のダンスホール
You know? その笑顔が僕だけの太陽
君が笑える為のダンスホール
この愛を歌い続ける
ダンスホール -Mrs. GREEN APPLE
最後のフレーズでは、最終的には問題や困難を乗り越えていけるという意味が表現されており、君自身がこの世界で主役となり、自分の人生を自由に演じることができると伝えたいようです。
”You know? その笑顔が僕だけの太陽 君が笑える為のダンスホール”というフレーズでは、相手の笑顔が自分にとっての唯一の太陽であり、その笑顔を引き出すために自分が存在しているという意味が込められているのでしょう。
この愛を大切にしながら、自分の存在意義を見出し続けることが大切であるというメッセージも込められているようです。
まとめ
今回はMrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「ダンスホール」は前向きなメッセージが込められた歌詞が多く綴られていました。
歌詞の中で繰り返される”いつだって大丈夫 この世界はダンスホール”という一節は、困難や悲しみがあっても、この世界は楽しい場所であり、誰かと共にいれば愛を感じられるという、希望に満ちたメッセージを伝えているようでもありました。
”大丈夫””楽しむこと””愛を探すこと””笑うこと”など、ポジティブで明るいメッセージが織り交ざった歌詞であり、幸せや愛を見逃してしまうこともあるけれど、それらは足元にあるものであり、自分が楽しむことで見つけることができる、と伝えたいのだと感じました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではMrs. GREEN APPLEを追って行くのでぜひチェックしてみてください!
この記事の監修者
天野結衣(アマノ ユイ)
Amano Yui
歌詞考察家
こんにちは、天野結衣です。私は23歳で、大学卒業後、歌詞考察家として活動を始めました。音楽への深い愛と言葉に対する敏感さを生かし、曲の背景やメッセージを深掘りすることで、多くの音楽ファンに新たな視点を提供しています
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