【伶 / So Addictive】の歌詞の意味を徹底解釈 |怒りと愛情が交差するドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』の主題歌を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/14
夫を社会的に抹殺する5つの方法ってどんなドラマ?
#オトサツ 第9話
— 「夫を社会的に抹殺する5つの方法」🔪最終話3/14深夜24:30放送【公式】 (@tx_otosatsu) March 7, 2023
「明かされる仮面の過去」
ご視聴ありがとうございました☠️
次回3/14(火)24:30 最終話
大輔が病院に運び込まれたと連絡が…。意識が戻らない大輔の元へ通う中で茜は…。#TVer で見逃し配信中https://t.co/mg4ahoIttd#馬場ふみか #野村周平 #夫を社会的に抹殺する5つの方法 pic.twitter.com/r4yLlSmkeb
テレビ東京「夫を社会的に抹殺する5つの方法」というドラマは、DVやモラハラに苦しむ女性の奮闘を描いたストーリーです。
主人公の奥田茜は結婚1年目。
幸せなはずなのに夫である大輔からDVやモラハラを受け、さらには流産をしてしまい絶望の淵に叩き落されます。
そんな時謎の手紙が茜の元に届きます。そこには「夫を社会的に抹殺する5つの方法を教えます」と書かれており、URLも記載されていました。
最初こそ躊躇してしまう茜ですが、その手紙の指示に従い、夫である大輔を社会的に制裁するために奮闘します。
ネットの発信や監視が容易になった現代に即した、「コミュニケーションのあり方」を見つめ直すというテーマも含まれているドラマです。
So Addictiveという曲名の意味を考察
この歌のタイトル「So Addictive」は「とても中毒性のある」という意味があります。
歌詞の中で主人公が恋に落ちてしまい、その愛情が彼女を支配し、自分自身を失いかけていることが表現されているようです。
また、相手に傷つけられても、離れられないという強い執着も描かれていることから、愛情を表現するには「中毒性がある」という曲名ががぴったりと合っているように感じます。
So Addictiveという歌詞の意味を徹底解釈
憎んでいるけれど愛してる

I hate you but I love you
Completely out of control, oh
(This love is so addictive)
Late after midnight
淡く差し込んだ Starlight
また眠れない夜に
Swiping up the screen
I can see your new photo
胸を締めつけるこの思いが
きっとわからないんだね, um
So Addictive -伶
「So Addictive」は英語の歌詞が大変多いのが特徴です。
このフレーズでは、あなたを憎みながらも愛している、しかも制御できなくなってしまっている、と伝えており、この愛には中毒性があると記しています。
深夜になっても、星明かりが薄っすら差し込んできても眠れない夜。
そんな時は、またSNSを開く。
上にスワイプしていくと新しいあなたの写真を見ることができる…。と直訳することができ、この部分はドラマの内容を受けているのかもしれません。
胸を締め付けられるのは、会いたいという思いからなのか、もしくは衝撃的な写真を見てしまったからなのか…。
楽しそうに写っているあなたを見ると、何とも言えない感情が湧き出てくるようです。
わかっているけれど

Every different face you show me
理想と違ったとしても この手は離せなくて (Yeah, yeah)
Oh, every moment spending with you
何度 傷 つけられても
あなたが浮かぶ
So Addictive -伶
"Every different face you show me"は「あなたが見せる異なる表情」と訳すことができます。
あなたとの生活は幸せに満ちていると思ったのに、その理想とは違っていたことがわかり、今は理想とかけ離れていると認識しているけれど、あなたの手を離すことができない、と伝えているのでしょう。
自分が思っている「あなた」ではなかったことがわかります。
”Oh, every moment spending with you”は「あなたと過ごすすべての瞬間」と訳すことができますが、特定の人物に対して抱く依存的な感情を歌っているようにも感じます。
その人があなたを傷つけたり、あなたのイメージと違った顔を見せたとしても、その手を離すことができない。
傷つくとわかっていても離れることができない、という思いが見えてきます。
コントロールできない思い

I hate you but I love you
Now I'm out of control
この愛は So dangerous
だけど抱きしめてたい
I hate you but I love you
Now I'm out of control
逃げ出したくないの
This love is so addictive
Um um
This love is so addictive
So Addictive -伶
”I hate you but I love you”という歌詞には、嫌いなんだけれど、でも好きな気持ちがある、という感情が込められているようです。
そのため感情がコントロールできなくなっており、こんな危険な愛なのに、愛する相手を抱きしめたい気持ちを抑えられない様子が描かれているようです。
相手から逃げ出したい気持ちがある一方で、一緒にいたいという思いが勝るという葛藤が主人公にはあるのでしょう。
この愛はまるで中毒のようにやめられない、という表現が”This love is so addictive”というフレーズに込められているのかもしれません。
ただ寂しくて

Hey, I don't know how to stop, so
You're feel free to take revenge on me
Hey, show me what you got
I can hurt you if you hurt me, don't you think?
本当はただ寂しいだけだって
きっとわからないよね
So Addictive -伶
このフレーズでは、私は止まらない方法を知らない。だからあなたは私に復讐してもいいんだよ、と伝えています。
ですが”Hey, show me what you got”「さあ、あなたの力を見せて」と言っており、その後「あなたが私を傷つければ、私だってあなたを傷つけられるって思わない?」と挑発的になっています。
挑発的な言葉を投げかける主人公ですが、実はただ寂しいだけ。
根本的には愛しているし、あなたに尽くしたいと思っているんだよ、と伝えているようです。
依存しているとわかっていてもやめることができない状況なのかもしれませんね。
自分の気持ちに正直に

I've been living in your shadow
誤魔化してばかりじゃ 何も見えないから (Yeah, yeah)
Oh, now I want the light in my hands
押し殺した自分の想いに
光をあてる
So Addictive -伶
このフレーズでは、私はあなたの影の下で生きてきた、いつも自分の気持ちを隠していたけれどそれじゃなにもわからないし、気が付くこともできない…と主人公は気が付いたようです。
あなたの影、という部分からは自分が思っていることを言うことができない、自由に行動することができない毎日を連想することができます。
ようやく「あなた」の呪縛から解き放たれ、自分を見つめ直しているのでしょう。
複雑な思い

I hate you but I love you
Now I'm out of control
この愛は So dangerous
だけど抱きしめてたい
I hate you but I love you
Now I'm out of control
逃げ出したくないの
This love is so addictive
So Addictive -伶
このフレーズは1番でも出てきました。
あなたを嫌いつつも、やっぱり愛してしまうという複雑な気持ちを歌っているようです。
そして、その愛が主人公の自制心を失わせるほど強いものであることが示されています。
この愛は危険なものだと自覚しながらも、だけど愛することしかできない、と記しており、主人公自身この愛から逃げ出したくないようです。
自分ではどうすることもできないこの状況は、明らかにあなたに依存しているし、この愛が中毒的なほど魅力的だと表現されているようです。
ちゃんと伝えて?

素直なままでいたいから
If you really feel so bad with me
Then, try your best to me till the end
愛されたい 愛してたい
そばにいたいって
ちゃんと目を見て言ってほしいの, oh
(This love is so addictive)
So Addictive -伶
このフレーズでは相手との関係がうまくいかないと感じた場合でも、最後まで努力してほしいという想いが込められているようです。
愛されたいと同時に、自分も相手を大切にしたいという願いがあるようです。
そして、愛情を伝えるときには、きちんと目を見て伝えてほしいという願いが込められており、この恋が中毒のようなものであることを強調しています。
愛し愛されたい、ではなく、”愛されたい 愛していたい”とあることから、相手を嫌いになりたくないという思いが垣間見えます。
大切なことは言葉にしないとわからないし、SNSじゃなくて目を見て話してくれないと伝わらない…と言っているのでしょう。
現代の世にちょっとだけメスを入れているフレーズになっています。
抑えることができない感情

I hate you but I love you
Now I'm out of control
この愛は So dangerous
だけど抱きしめてたい
I hate you but I love you
Now I'm out of control
逃げ出したくないの
This love is so addictive
This love is so addictive
So Addictive -伶
このフレーズが出てくるのは3回目です。
相手に対して怒りと愛情が交差して葛藤している気持ちを表しているようであり、相手に対して不満や嫌悪を感じながらも、彼を愛している自分がいることに苦しんでいるのかもしれません。
さらに自分自身が自制心を失い、感情のままに行動してしまっていることも表しているようです。
そんな自分の様子は恋の中毒者だと自覚しているのですが、どうしても手を離すことができない。
この恋愛は何度でも繰り返したくなるような魅力を持っている、ということを伝えたいのでしょう。
相手に対する愛情が強烈であることがわかります。
まとめ
今回は伶の「So Addictive」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「So Addictive」は、相手を愛しつつも憎んでしまう複雑な感情を表現しているようです。
この愛に溺れてしまうと危険だけれども、離れられないという矛盾も描かれており、SNSやスマートフォンによって相手の情報に簡単にアクセスできる現代社会の中で、深夜の見つめるスマホ画面に縛られる孤独も描かれているようです。
歌詞の後半には、相手に真正直な気持ちを伝えたいという願望が記されており、目を見て言ってほしいと願っています。
人間の心の複雑さや現代社会の矛盾を指摘した歌詞だと感じました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは伶を追って行くのでぜひチェックしてみてください!