【ナオト・インティライミ / First Christmas】の歌詞の意味を徹底解釈 |等身大の自分を見せたくなるクリスマスソングを徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/11/29
First Christmasという曲名の意味を考察
「 First Christmas」の歌詞には、初めて二人で迎えるクリスマスについて描かれているようです。
2人だけの世界を感じることができる歌詞が綴られており、どのフレーズも共感できるものが大変多いです。
最後の言葉からは、この瞬間が特別でかけがえのないものであることを強調しているようでもあり、曲名の 「First Christmas」はそんな特別な時間を表現するためにつけられたのではないでしょうか。
First Christmasという歌詞の意味を徹底解釈
愛おしい存在
道ばたに咲くアネモネの花のように
君はいつだって寂しがりやで 愛が足りないって
少しでも目を離すと 寄り道をしては 僕を困らせる
心配させんなよ
First Christmas -ナオト・インティライミ
フレーズに出てくるアネモネは、12月から5月に咲く花。色によって花言葉は異なりますが、白は真実、赤は君を愛す、ピンク色は希望といった前向きな意味を持ちます。
このフレーズでは、主人公と君の関係性が綴られているようであり、きちんと見ていないと何をするかわからないという不安や心配を主人公は抱えているようです。
”心配させんなよ”という言葉からは、主人公が本当に「君」のことが大好きで、温かく見守っている様子がうかがえます。
寒いけれど
相変わらず続く寒い日
白い息 落ち葉のダンス
hum- 街も踊る
First Christmas -ナオト・インティライミ
”白い息 落ち葉のダンス”というフレーズは、寒さが続いている冬の日を指しており、寒さを感じさせる「白い息」と、冬の冷たい風を「落ち葉のダンス」として表現しているようです。
主人公は寒さの中にも季節の変化や自然の美しさを体感しているのでしょう。
”街も踊る”という言葉からは、せわしくだけれど楽しい町の風景を感じることができ、人々の活気が伝わってきます。
いろいろなことを教えて
君との最初のクリスマスの前に
お互いのこと知りたくって 何度もぶつかってすれ違って
君との最初のクリスマスの前に
秘密があるなら今のうちに聞かせてよ
LaLaLaLaLa…
First Christmas -ナオト・インティライミ
主人公は大好きな「君」と初めてクリスマスの日を迎えるのでしょう。お互いに純粋な気持ちでその日を迎えたいと思っているようです。
”秘密があるなら今のうちに聞かせてよ”というフレーズからは、相手のことを何でも知りたいという思いが垣間見え、知ることで信頼と絆を深めたいと主人公は感じているのかもしれません。
寄り添い合いたい
また誰かに裏切られるのが怖くて この気持ちにブレーキを
そんな仕掛けなんてもういらないね 信じていいかな
離れない 離さない
浮き足だった街中は 人だらけ ネオンの中
はぐれないように握りしめる
冷たい君の手 温める
First Christmas -ナオト・インティライミ
主人公は過去に辛い思いをしたのでしょう。自分が傷つくのが怖くて気持ちにブレーキをかけようと思ったこともあるようです。
ですが「君」と過ごす中で、もう一度信じてみよう、もう一度自分に素直になってみようと思ったのでしょう。
”離さない”という言葉からは、「君」との絆を大切にし一緒にいたいという思いが強いことが伺えます。
”浮き足だった街中は 人だらけ ネオンの中”という部分は、クリスマスシーズンは街中にぎやかになりますが、周りの環境が変わっても自分たちの関係は特別であるのだから大切にしたい、その場の雰囲気だけに流されたくない、という思いが反映されているのではないでしょうか。
優しい時間
君との最初のクリスマスの夜に
聞かされたおとぎ話の続きが気になるよ
君との最初のクリスマスの夜は
真夜中に雪が散らついたらしい
そんなChristmas night
First Christmas -ナオト・インティライミ
主人公と「君」はクリスマスに特別な時間を過ごしたのでしょう。
”聞かされたおとぎ話の続きが気になるよ”というフレーズからは、2人の過ごした時間がとてもあたたかく、ふわっとゆっくりと時が流れたことが伺えます。
雪の降る中での特別な瞬間が、主人公たちにとってかけがえのない思い出となっているのかもしれません。
穏やかで幸せなクリスマス
君との最初のクリスマスの夜は
何もかも裸で繋がっていたいと思った
君との最初のクリスマスの夜は
喧嘩ばかりだったけど 君にメリークリスマス
First silent night with you
Merry merry merry Christmas
Merry merry merry Christmas
First Christmas -ナオト・インティライミ
ここでは物理的でなく感情的にも素のままで、自分に素直に正直に繋がりたいと思っていたことを表現しているようです。
特別な時間は、時に言い合いをしたこともあったのでしょう。主人公はそれでもお互いに愛を感じ、心から一緒にいたい、ずっとずっと同じ時を過ごしたいと思ったのではないでしょうか。
"Merry merry"の繰り返しは、喜びや幸福感を強調しているようでもあります。
心を込めて贈るよ
ずっとプレゼント探してて
高価なものはまだ僕には難しくて
期待外れかもしれないけど
受け取ってくれるかな?
こんな僕らのクリスマスソング
最初で最後のクリスマスの日...
First Christmas -ナオト・インティライミ
”高価なものはまだ僕には難しくて”というフレーズは、君に特別なものを贈りたいけれど金銭的に余裕がなく、高価な贈り物をすることができないという思いが綴られているようです。
それでも気持ちや想いをちゃんと伝えたいと考えたのでしょう。いつか君にきちんとプレゼントをしたいという前向きな気持ちも垣間見えます。
”最初で最後のクリスマスの日...”という言葉は、この瞬間を大切にし、一生の思い出にしたいという気持ちが込められているのではないでしょうか。
まとめ
今回はナオト・インティライミの「First Christmas」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「First Christmas」の歌詞は恋人と過ごす最初の特別なクリスマスの瞬間に焦点を当てており、その中でさまざまな感情や出来事が描かれているようです。
歌詞にはお互いを知りたいという願いが記されており、喧嘩をしたとしても相手の幸せをいつまでも願いたいという気持ちが垣間見えました。
幸せな風景を切り取ったかのような歌詞であり、ありのままの自分を受け入れてほしいと願っている様子がうかがえました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではナオト・インティライミを追って行くのでぜひチェックしてみてください!