ONE PIECEってどんなアニメ？

TVアニメ『ONE PIECE』は1999年にフジテレビ系列で放送が開始されました。

国内だけでなく海外でも大注目のアニメであり、劇場版も多く放映されています。

『ONE PIECE』は東の海（イーストブルー）端に位置しているフーシャ村に住むモンキー・Ｄ・ルフィとルフィと共に行動をする仲間たちとの物語です。

来年で放送開始から25年を迎え、より一層スケールアップしており、アニメ892話からは「ワノ国編」が放送されています。

様々な困難や出会い、別れを乗り越え成長し続けるルフィたち。これからどんな出会いが待っているのか、見ている側もワクワクしてしまうTVアニメです。

最高到達点という曲名の意味を考察

「世界到達点」の曲名は、弱さや困難を克服し、最高の到達点を目指すといった決意から名づけられたようです。

歌詞には、目標や夢に向かって努力し、成功を収める瞬間を示していますが、その瞬間に至る過程での困難や挫折を乗り越える力も称賛されています。

弱さを味方につけることでどんな困難も乗り越えられるということが、綴られているようです。

「世界到達点」はTVアニメ「ワンピース」の主題歌として制作された楽曲。とてもテンションが上がる曲であり、聴いているだけで元気が出てくるんです！歌詞には「多分」という言葉が多く出てきており、断言していないところがまた魅力的。どのような歌詞が綴られているのか紐解いていきましょう！

結衣

最高到達点という歌詞の意味を徹底解釈

強い意志

弱さを味方につけた僕は
誰よりも高く飛べるのだから
こんなところで止まってたら
無くしたものが輝かなくなる

最高到達点 -SEKAI NO OWARI

このフレーズでは自分の弱さを受け入れ、それを利用して逆境を超える意志を表しているようです。

主人公は自分の弱さを知り、認めたのでしょう。

知って認めただけでなく前へ進まなければ今まで頑張ってきたこと、前へ進むために捨ててきたものなどが無駄になってしまうとも考えているようです。

”無くしたものが輝かなくなる”という言葉は新たな高みを目指し、努力することによって再び輝かせることができるというメッセージが含まれているのではないでしょうか。

しっかりとした強さ

君がどこか迷った時に
僕の心も彷徨っていたら
見つけてあげられないんだ
優しさだけじゃなくその強さも
分かってるんだ
夜明けの時さ

最高到達点 -SEKAI NO OWARI

ここでは自分が迷っていたら他の人が迷っている時に助けてあげられない、だからこそしっかりと自分を持っていなければ、と思っている様子がうかがえます。

「君」を支えたいと思った時、その人の弱さや優しさだけでなく強さや意志も尊重しなくてはならない、とも綴られており、ただ手を差し伸べるだけではなく「君」自身をしっかりと見たいと思っているのではないでしょうか。

”夜明け”は新たな始まりを象徴し、困難を乗り越えた後の希望を指しているようでもあります。

新しい始まり

最高到達点にまで
一気に駆け抜けて行くから　yeah
麻痺して笑ってるんだろう
あの日々の痛みも過去だから　多分
世界を敵にしながら
崩れそうな足で踏み止まる　yeah
あと少しだけ動いてくれ
さぁ、復活だ　目醒めの時が来た　今
さぁ、復活だ　目醒めの時が来た　今

最高到達点 -SEKAI NO OWARI

このフレーズでは主人公が目指す目標や夢に向かって一気に進む決意を表現しているようです。主人公は自分の力を信じ、最高の成功を収めるために進むことにしたのでしょう。

ただ、目標や夢に向かって進むことはとても難しいとも感じているようであり、過去の困難を乗り越えて行けるはずだ、と言い聞かせているようでもあります。

目標や夢を追うことは自分との闘いであり、なんとか一歩を踏み出したい、再び立ち上がりたいと考えていることが伺えます。

逆境を乗り越える

起き上がれずに溢れた涙
顔の周りで水溜りに
息するのもギリギリで
涙は味方のはずだったのに
分かってるんだ

最高到達点 -SEKAI NO OWARI

”涙は味方のはずだったのに”という部分からは、涙が感情の解放や癒しの手段であり、頑張った証でもあったはずなのに、時に苦痛だと感じることもあるということが示唆されているようです。

主人公はとても困難な状況に置かれているのでしょう。生きることすら辛いと感じており、努力したって目標のために何かを犠牲にしたって結局無駄なのかな、とあきらめそうになることもあるようです。

ですが最後に”分かってるんだ”と記されていることから、そんな気持ちを抱きつつも今の自分を理解し受け入れようとしている様子がうかがえ、今の自分が持っている感情は逆境を乗り越える一歩であると考えているのかもしれません。

自分と向き合うことの大切さ

最高到達点にまで
一気に駆け抜けて来たから　yeah
麻痺して笑ってるんだろう
あの日々の痛みも過去だから　多分
自分を敵に回した
それは強いようで脆いから　yeah
自分を味方につけた
僕は誰より強くなるはずさ　今

最高到達点 -SEKAI NO OWARI

主人公は目標や夢に向かって努力し、困難を乗り越えてきており、それによって成功に至ったのでしょう。過去の努力と決意が最高到達点に到達することを可能にしたと思っているようです。

”自分を敵に回した それは強いようで脆いから”という部分は、自分の評価や自分という人間に対しての認識が、真の強さを妨げることを表現しており、無駄に強さをアピールしても強いと思い込んだとしても、それはとてももろいものであると感じたのではないでしょうか。

”自分を味方につけた”という部分では自分自身と向き合うことが自分をより一層強くし、真の強さを見出すことができる、と思ったことが伺えます。

今こそ、前へ

最高到達点にまで
一気に駆け抜けて行くから　yeah
麻痺して笑ってるんだろう
あの日々の痛みも過去だから　多分
世界を敵にしながら
崩れそうな足で踏み止まる　yeah
あと少しだけ動いてくれ
さぁ、復活だ　目醒めの時が来た　今
さぁ、復活だ　目醒めの時が来た　今

最高到達点 -SEKAI NO OWARI

主人公は困難を乗り越えて最高の成功に向かって突き進むことを決意したのでしょう。

”麻痺して笑ってるんだろう”というフレーズでは、すでに過去の痛みに対する感情がマヒしているのだから、きっとこの先も乗り越えて行ける、と自己暗示をかけているようでもあります。

ですが、過去の様々な出来事を否定しているだけでは前に進むことはできず、たとえ世界全体が敵対的になったとしても立ち向かっていきたいと考えている様子がうかがえ、最後の一歩となってもいいから前へと進んでいきたい、新しい始まりを迎えたいと思っているようです。

まとめ

今回はSEKAI NO OWARIの「最高到達点」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「最高到達点」の歌詞は、自分の弱さを受け入れ、それを味方にすることで成功に向かって高く飛ぶことができると綴られているようです。

また過去に困難や痛みがあったとしても、それを乗り越えることで、輝かしい未来に向かって進むことができるとも記されており、逆境や困難を打破する力強さを感じました。

要所に出てくる「多分」は心の揺れを表しているようでもあり、「絶対」などの言葉を使用していないところが、より一層主人公の人間らしい気持ちを感じることができました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではSEKAI NO OWARIを追って行くのでぜひチェックしてみてください！