【Vaundy / 怪獣の花唄】の歌詞の意味を徹底解釈 |ノスタルジックな雰囲気の中に隠れた歌詞の意味を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/12
怪獣の花唄という曲名の意味を考察
この「怪獣の花唄」という曲名は、歌詞の中に「怪獣の歌」という言葉が多く出てきており、一つのキーワードになっているようです。
怪獣は圧倒される雰囲気がありますが、とても繊細な生き物でもあります。
繊細な生き物が歌う、圧倒的な力を持った歌、ということも関係しているように感じます。
歌詞の中にはこの怪獣の歌を「君」が歌っている、と表現されており、この曲が誰か特定の人に向けたメッセージであるかもしれません。
怪獣の花唄という歌詞の意味を徹底解釈
失われた歌声の追憶

思い出すのは君の歌
会話よりも鮮明だ
どこに行ってしまったの
いつも探すんだよ
怪獣の花唄 -Vaundy
このフレーズでは誰かとの思い出が脳裏に残っていることを伝えたいようです。
話した言葉よりも、「君」の歌声の方が過ごした時間や思い出が鮮明に蘇ってくると記しています。
その人を探し続けているというよりも、歌声を探しているイメージでしょうか。
もしくは「君」は自分のことかもしれません。
今よりも過去に目を向けているようであり、昔の自分を探しているようでもあります。
歌う顔をもう一度見たい

思い出すのは
君の歌
歌い笑う顔が鮮明だ
君に似合うんだよ
ずっと見ていたいよ
怪獣の花唄 -Vaundy
このフレーズからは、「君」が歌うその瞬間は普段一緒に過ごしているよりも強烈に記憶に残っていることがうかがえます。
思い出すのは笑いながら歌う「君」であり、歌う姿をじっと見る主人公。
とても穏やかに時間が過ぎていたことが想像できます。
その人との記憶が顔や言葉ではなく歌声、というところが、「大切な人と自分」だけでなく「親と子」という関係性も見えてくるようです。
今はもう戻ることのない、穏やかな日に戻りたいのかもしれません。
もう一度聞きたい

でも最後に見たいのは
きっともう君の夢の中
もう一度
また聞かせてくれよ
聞きたいんだ
怪獣の花唄 -Vaundy
今までのフレーズでは、歌を歌っている「君」に会いたいと記していました。
ですがこの部分からはすでに「君」は昔のように情熱を持って歌うことをやめているようです。
もしかすると「君」のおかれている状況は決して良いものではなく、むしろ困難な状況にあるのかもしれません。
どんなに言葉を届けても届かない、昔のように穏やかな日々は戻ってこない。
でももう一度あの頃の歌声を聞かせてほしい、と主人公は切に願っているのではないでしょうか。
怪獣の歌、今も響く

もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ
怪獣の花唄 -Vaundy
このフレーズでは、過去に「君」と過ごしてきた日々を思い出しているようです。
思いを込めて歌っていた「怪獣の歌」。
その歌には夢と希望が詰まっていて、歌い方もまたとても前向きで無邪気だったようです。
そんな「君」が歌っていた歌声は、何年たっても消えることはなく忘れることもできない。
自分でも気が付かないうちに君の歌を口ずさんでいたのではないでしょうか・
無意識で口ずさんでしまうほど、君の存在は大きいようです。
君と奏でる花唄

思い出すのは
君がいた
ギター持ってる
君がいた
忘れられないんだよ
だから僕が歌うよ
怪獣の花唄 -Vaundy
この歌詞でもまた過去を振り返っており、いつも思い出すのはギターを持っている「君」であると記しています。
主人公の目には今はもういない人物が映っているようであり、どんなに忘れようとしても忘れることができない…。
それだけ君の存在は大きいということでしょう。
もう会うことができないならば、自分が「怪獣の歌」を歌おう。
歌うことで君のことをずっと思い続けよう…と主人公は思ったのかもしれません。
一度だけでもいいから

でも最後に見たいのは
きっともう君の夢の中
もう一度
また聞かせてくれよ
聞きたいんだ
怪獣の花唄 -Vaundy
このフレーズは前の部分でも出てきました。
大切な人との別れの後、なかなか立ち直れずに寂しさと憂鬱な気分に苛まれている主人公の心情が描かれているようです。
自分がかわりに歌おうと思って歌ってみても、やはり「君」の歌声ではない。
願いが叶わないと思っていても、もう一度声を聞きたい…と望んでいるのではないでしょうか。
怪獣の歌、響き渡れ

もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ
怪獣の花唄 -Vaundy
ここでもまた同じフレーズがでてきます。
歌声だけで心を揺さぶる怪獣の歌。
魂の叫びが聞こえてくるほど力強い怪獣の歌。
音楽は夢の中でも語り継がれており、心の奥深くに焼き付いて離れない…ということを伝えたいのでしょうか。
いつまでも主人公の心の中に「怪獣の歌」は響き続けているのだと感じます。
未来の花唄

落ちてく過去は鮮明で
見せたい未来は繊細で
すぎてく日々には鈍感な君へ
怪獣の花唄 -Vaundy
このフレーズでは過去の人生を振り返ると、鮮明に思い出される瞬間があるものだ、と伝えたいようです。
未来を夢見ているときには繊細な気持ちになり、その未来を実現するために、今日の自分にできることは何かを探していきたいと主人公は思っているのではないでしょうか。
さらに一日はあっという間に過ぎ、そのひとときはとても幸せなのだということに「君」は気付いていない、と記しています。
過去、未来と考えを巡らせ慎重になる主人公に対し、「君」は鈍感であると言っており、当たり前が当たり前ではないことに気が付いていない「君」に伝えたいことがあるようです。
永遠の歌声

ねぇ、もっと
騒げ怪獣の歌
まだ消えない
夢の歌唱えて
君がいつも
歌う怪獣の歌
まだ消えない
口ずさんでしまうよ
怪獣の花唄 -Vaundy
このフレーズも2回ほど出てきているのですが、ここでは”ねぇ”と話しかけています。
話しかけることによってさらに強い思いが伝わってくるようであり、君が歌う怪獣の歌はなかなか心から離れられないことがわかります。
主人公にとって「怪獣の歌」は力強くそして温かい歌なのかもしれません。
眠れない夜に響く歌

ねぇ、僕ら
眠れない夜に手を伸ばして
眠らない夜をまた伸ばして
眠くないまだね
そんな日々でいたいのにな
懲りずに
眠れない夜に手を伸ばして
眠らない夜をまた伸ばして
眠くないまだね
そんな夜に歌う
怪獣の歌
怪獣の花唄 -Vaundy
最後のフレーズでは、眠れないほど何かに夢中になる日々を送りたいと望んでいるようです。
眠れない夜だったのにその先にあったのは「眠らない」夜。
眠らない夜を過ごしていたら眠くなくなった、それほどまでに夢中になることがあったと伝えているのではないでしょうか。
「君」という存在と過ごした夜は特別であり、「君」が歌ってくれた怪獣の歌も特別。
そんな夜を思い返して主人公はたたずんでいるのかもしれません。
まとめ
今回はVaundyの「怪獣の花唄」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「怪獣の花唄」は、君という大切な存在が歌う歌声を忘れられない、ということを伝えたいようです。
主人公は大切な人の歌声や思い出を守り続けているようでもあり、眠れない夜にもこの歌を歌い続けたいという願いが歌われているように感じます。
「君」と話したことよりも思い出すのは「君」が歌う姿であると言っており、どんな言葉よりも歌を歌っている君を覚えているようです。
それだけに主人公にとって「怪獣の歌」は強烈な想いがあるのでしょう。
過去に想いを馳せるノスタルジックな面がある一方、力強さや愛情、希望を感じさせる歌詞となっています。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではVaundyを追って行くのでぜひチェックしてみてください!