レンズが使用されているTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?」はどんなドラマ?
「持続可能な恋ですか?」は、TBS系ドラマであり、主人公の「杏花」が抱える、恋愛と仕事のバランスを取ることをテーマとしたドラマです。
物語は、「杏花」にとって大切な人から突然のプロポーズを受けたことから始まります。そして、「杏花」は、自分が本当に何を望んでいるのか分からないという状況から、「晴太」と再会することになります。
一方、「林太郎」と「明里」は、恋人同士となったことを機に、将来のことについて話し合うことになります。
この三人が抱える、恋愛や人間関係、仕事に対する悩みなどを通じて、「持続可能な恋」について考える物語です。
三人が自分たちが望む未来を見出すまでの様々なドラマが展開されます。
レンズという曲名の意味を考察
「レンズ」という曲の歌詞から考えられると、レンズは写真を撮ることで記録するものとしての意味をもち、かざしたレンズに写っている貴方の姿を心に焼き付けたいという想いが込められていると思われます。
また、貴方を映していたいという想いが、写真のように記録することで永久に保存されることを望んでいるのかもしれません。
レンズという歌詞の意味を徹底解釈
1番
帰り道の途中に出会った夕映え
一人歩く
帰り道の途中
イヤホンから伝うこの歌は
二人だけの
夕映えに貴方が
教えてくれた小さな幸せ
レンズ -幾田りら
ここの歌詞は、一人で歩いて帰る途中でイヤホンから流れる歌について表現しているのでしょう。
主人公の歌は二人だけの物であり、夕映えに見かけた貴方が教えてくれた小さな幸せを歌っています。
レンズの先にある貴方への想い
見返す写真には少し見切れた
後ろ姿の貴方が写っている
かざしたレンズのその先に
ただ貴方がそこにいれば
華やいでいく心がここにあって
未だに私を離さない
レンズ -幾田りら
曲中の主人公が思い出の写真を見返しているところから始まります。
写真の先に主人公の恋人がいる様子を表現しているのでしょう。
主人公は恋人の写真を見ると心が華やかになるような気持ちになり、恋人が今もまだ自分を離さないと思っているのでしょうね。
2番
一つの写真に重ねれる想い
一人きりの
まだ少し冷えるベッドで
何度も寝返りを打つ
二人はいつ
同じだけの想い
一つの写真に重ねれるの?
レンズ -幾田りら
主人公は、一人で寝ているときに、恋人との二人の想いが一致しているのかどうかを思い悩んでいるのでしょう。
一人でいるベッドは冷えていて、何度も寝返りを打っている主人公。
主人公には恋人といつ同じだけの想いを抱けるのか、この思いを一つの写真に重ねられるのかという不安があるようです。
私の瞳から見える唯一のもの
隣にいれば温かい心も
夜が来る度 また冷めていくの
私の瞳もいつからか
ただ一人貴方だけに
どんなに遠く小さく片隅でも
ピントを合わせてしまう
レンズ -幾田りら
ここの節では、恋人が隣にいると心が温かくなるが、恋人と別れた後夜が来ると冷めていってしまうという主人公の思いを描写しています。
歌詞の中の、「私の瞳もいつからか、貴方だけにピントを合わせてしまう」という表現から、貴方だけを見つめているという想いが強いことが伝わっています。
振り向いてみせる笑顔
だらしなく揺れる背中さえも
振り向いてみせる笑顔も
一つも溢さずに焼き付けていたいよ
レンズ -幾田りら
この歌詞は、自分が好きな人の優しい姿を忘れたくないという想いを表現しています。
「だらしなく揺れる背中さえも」、「振り向いてみせる笑顔も」という歌詞は、それぞれ彼女が歩くときのふらつき、彼女が自分に向き合うときの笑顔を表現しており、これらを「一つも溢さずに焼き付けていたい」と主人公は思っているのでしょう。
彼女のことを思い出すたびに、これらの記憶をはっきりと思い出したいという主人公の願いが込められています。
あなたが見ている未来への手紙
かざしたレンズの真ん中に
ただ貴方を映していたい
おぼつかない手つきでも精一杯
その姿を捉えて
貴方が瞳の真ん中に
映すのは誰なのかな?
いつか二人寄り添い笑う日々が
アルバムを彩れるように
レンズ -幾田りら
ここの歌詞は、カメラのレンズを通して自分の愛する人を捉えたいという主人公の願いを表現しています。
きっと主人公は手持ちのカメラで自分の愛する人の姿を捉えたいのでしょうね。
また、「自分が愛する人の目に映るのは誰なのかという疑問も持っている」と表現されています。
人生の最後に、二人が寄り添い笑い合った写真がアルバムに載っているように願う主人公がなんだか切ないですね。
まとめ
今回は幾田りら の「レンズ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
恋人と一緒に歩いた帰り道を思い出すなんだかドキドキする歌でしたね。
自分の手で持ったカメラレンズを通して彼女を映し、彼女を想い続け、揺れる背中や笑顔、おぼつかない手つき一つも焼き付けたいという主人公の思いには、どこか熱いものを感じました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは幾田りらを追って行くのでぜひチェックしてみてください!