【いきものがかり / 声】の歌詞の意味を徹底解釈 |いろいろな思いが綴られた「#応援は想いを届けるスポーツだ」の応援歌を徹底解釈!
執筆・監修: 今井桜愛編集: 天野結衣最終更新: 2023/12/8
声という曲名の意味を考察
いきものがかりさんと学生たちと作り上げた楽曲で、「僕らの声を届ける応援歌」プロジェクトの一環です。
歌詞には、声を出して応援したいけれど応援できなかった思い、声出し応援が解禁になった後初めて声援を受けたときの思いが多く綴られています。
曲名はそんな様々な「声」を表現するためにつけられたのではないでしょうか。
声という歌詞の意味を徹底解釈
応援は力になる
かがやくきみよ
聴こえているか
この声はいま きみの味方だ
ゆけ ゆけ ゆけ
ゆけ ゆけ ゆけ
振り向かないで 大丈夫
きみのちからを信じてる
声 -いきものがかり
このフレーズは力強く前向きなメッセージが多く綴られています。
主人公は悩みながらも歩もうとする「「きみ」に大丈夫だよ、とエールを送っているのでしょう。
”ゆけ”という言葉が繰り返されることから、間違っていないから心配せずにどんどん進んでいこうという思いを強く伝えたいようです。
応援は力になる、と伝えたいのかもしれません。
一緒に越えていこう
手を伸ばすから
ともに叩こう
きみと 嬉しさ わかちあいたい
ゆけ ゆけ ゆけ
ゆけ ゆけ ゆけ
よろこぶ顔をみせてくれ
そのまま超えてくれ
声 -いきものがかり
”手を伸ばすから”という言葉は、困難に直面している仲間に手を差し伸べる姿勢を表しているのでしょう。この言葉からは、支え合いや連帯感を感じることができます。
また”ともに叩こう”というフレーズは「一緒に頑張ろう」という意味のようであり、困難に打ち勝つために協力し、力を合わせて進みたいというメッセージが込められているようです。
一緒に頑張っている時間を共有していきたいと思っているのではないでしょうか。
自分を信じて
全力でいま 言わせておくれ
きみは独りだ だけれど
この声もそばにいる
いちばんになれ
きみにとっての
すばらしさは何なのか
こたえをだそう
願いに甘えず がんばってきた
これまでの日々は ただしい
信じろ きみは強いよ
声 -いきものがかり
ここでは主人公が「きみ」に寄り添い、支える存在でありたいという思いが綴られているようです。
声を出して応援することができないけれど、いつでも心の中では応援しているし、いつもそばにいる。だから自信をもって挑戦していこうと伝えているのでしょう。
"信じろ きみは強いよ"というフレーズは激励のメッセージであり、自分自身への自信を持ち、困難に立ち向かっていく強さを感じさせる表現となっているのではないでしょうか。
大丈夫、一緒だから
かがやくきみよ
ふるえるのなら
この声を聴け きみと一緒だ
ゆけ ゆけ ゆけ
ゆけ ゆけ ゆけ
よろこぶ顔をみせてくれ
そのまま超えてくれ
声 -いきものがかり
全力で物事に取り組んでいるきみは、感動や興奮、緊張など様々な感情が入り混じっているかもしれないけれど、大丈夫。みんな一緒だから、と主人公は伝えたいのでしょう。
不安や緊張はこの応援でカバーするから、きみの力を見せてほしいと思っているのかもしれません。
前を向いていこう
この一瞬は
二度とはこない
悔しささえも 胸を張れ
勝ちとった 勲章(あかし)だ
笑わなくていい 偽らないでいい
前を向いたその背中 かっこいいから
いつかこの日も最高だったと
思えるようにぶつけろ すべてを
そうだろ きみが主役だ
声 -いきものがかり
”この一瞬は 二度とはこない”というフレーズは、今の瞬間は一度しかない。同じ瞬間はもう一度訪れないという意味であり、時間の流れと瞬間の大切さを強調しているのでしょう。
この瞬間を逃さず大切にしようというメッセージが込められているようです。
またたとえ勝負に負けてしまったとしてもそれは恥ずべきことではなく、むしろ努力の証として誇りに思うべきだ、と伝えているのでしょう。
後悔のないように全力で挑戦し、いろいろな物事に立ち向かっていこうよ、きみの人生は君が主役なんだから、自分らしく生きていこうよ、と伝えたいのかもしれません。
無駄なことは何一つない
さけんでおくれ
声を合わすよ
なみだひとつも 無駄じゃないから
フレ フレ フレ
フレ フレ フレ
頬をつたう その汗にも
誇りをもってくれ
声 -いきものがかり
”声を合わすよ”という言葉からは、みんなで困難に向かって力を合わせ、共に前進していこうという意味が込められているように感じます。
努力し涙を流したことは決して無駄ではなく、いつか自分の力になると伝えたいのではないでしょうか。
自分で切り開く未来
きみはきみの手で
つかむことができる
負けそうになるのなら
なんどだって 声に想い たくすよ
声 -いきものがかり
"きみはきみの手で つかむことができる"というフレーズは、自分の行動や選択によって、未来や目標を自ら掴むことができるという意味なのでしょう。
もしくじけそうになるならば、いつだって声に想いを込めて励ましてあげる、と主人公は思っているようであり、お互いに励まし合いながら、自分の手で未来を切り開いていこうというメッセージを込めているのかもしれません。
どんどん進もう
かがやくきみよ
あきらめないで
ずっと夢見た日が今日なんだ
ゆけ ゆけ ゆけ
ゆけ ゆけ ゆけ
振り向きなんてしなくていい
きみはいま すばらしい
声 -いきものがかり
長い時間をかけて抱いていた夢や願いが実現し、その瞬間を喜びを一緒に共感しているのでしょう。
主人公は過去を振り返る必要はない、十分今きみはすばらしいのだから、自信をもってどんどん前に進んでいこうと思っているのではないでしょうか。
共に分かち合おう
かがやくきみよ
聴こえているか
この声はいま きみの味方だ
ゆけ ゆけ ゆけ
ゆけ ゆけ ゆけ
よろこぶ顔をみせてくれ
そのまま超えてくれ
超えてゆけ
声 -いきものがかり
最後の部分でも”ゆけ”という言葉が多く使われており、繰り返し続くことで前進し続け、挑戦し続けるようにという励ましがより一層強調されるようです。
自分も一生懸命応援するからきみも全力で挑戦してほしい、自分の手で自分の未来をつかみ取ってほしいと思っているのでしょう。
自分の強さや輝きを信じ、前向きに進む力を呼び覚まそうとしているのかもしれません。
まとめ
今回はいきものがかりの「声」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「声」は明るく前向きなエネルギーがたくさん詰まった励ましの応援歌のように感じました。
仲間との連帯感を感じさせる言葉も多くあり、一緒に歩みながら喜びを分かち合い、困難を乗り越えていきたいという姿が描かれているようでした。
また自分の強みや素晴らしい部分を見直し、それを大切にしようというメッセージも込められているようであり、たとえ失敗したり悔しい思いをしたりしたとしても大切な経験として受け入れ、前に進んでいこうと思っていることも伝わってきました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではいきものがかりを追って行くのでぜひチェックしてみてください!