【GReeeeN / WONDERFUL】の歌詞の意味を徹底解釈 |お互いに信じ、支え合うことの素晴らしさが描かれた、映画『大名倒産』主題歌を紐解く!
執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/6/25
大名倒産ってどんな映画?
映画『大名倒産』は、越後・丹生山藩の鮭売り出身である主人公・小四郎が、自分が徳川家康の子孫であることを知り、一国の殿様としての新たな人生を歩むという物語です。
小四郎は父から自分が大名の跡継ぎであることを告げられ、いきなりシンデレラボーイに。
ですが喜びもつかの間、実は丹生山藩は借金100億円を抱えたビンボー藩だと判明。
さらに先代藩主は表向きは藩の計画倒産を小四郎に命じるのですが、実はすべての責任を押し付けて、小四郎に切腹させようとしていたのでした。
残された道は、切腹か100億円返済のみ!
小四郎は家臣や兄と共に節約プロジェクトを始めます。
果たして本当に100億円を完済できるのか…?
自らの命と藩を救うことができるのか…?
人生逆転劇が始まります。
WONDERFULという曲名の意味を考察
「WONDERFUL」は一人ひとりの個性や自己を見つけることの難しさ、他の人との関係性に焦点が当てられているようです。
ファーストペンギンになるのはとても困難だけれど、お互いに信じて支え合うことでつながりが生まれるということを表現しており、曲名はそんな人と人との関係が「素晴らしい」というところから来ているのではないでしょうか。
WONDERFULという歌詞の意味を徹底解釈
本当の自分って?
Oh yeah 声を上げた 僕らが1人目
Oh yeah 歌えばまた増えてく2人目
自分らしさがわからなくて 形のいいものばかり選んでた
『羨ましいな きっと自分はこんなんじゃない』 間違いだらけで困るんだ
WONDERFUL -GReeeeN
このフレーズでは、自分たちがやりたいことを周りに伝えることの重要性が示されているようです。
”自分らしさがわからない”という部分では、自分自身の本当の姿や個性を見つけることの難しさについて触れられており、他人の期待や社会の基準に縛られ、見栄や外面だけを重視してしまったことを反省している様子がうかがえます。
見た目や楽なことばかりではなく、もっと違う角度から見ることが大切であり、本質を見抜いていかなくてはならないな、と感じているのではないでしょうか。
自分から踏み出そう
仲直りする時ってどっちから言う?
均衡崩し攻めろ いちニョッキ
誰より早く言ったゴメンねが
きっと点と点を繋げて線になって
線と線が繋がってさあ 輪になってく
一歩目が作りだす輪
WONDERFUL -GReeeeN
ここでは仲直りする時には誰が先にごめんね、というべきかという疑問を投げかけているようです。
歌詞に出てくる”いちニョッキ”は、「一歩」という意味なのでしょう。
自分からごめんね、と和解の言葉を発することが、これからの関係性が良くなると思っているようです。
”点と点を繋げて線になって 線と線が繋がってさあ 輪になってく”という部分では、一人ひとりが「ごめんね」と和解の一歩を踏み出すことで、それがつながって輪となり広がっていき、やがて和解や絆が生まれることを表現しているようでもあります。
”一歩目が作り出す輪”とは、小さな一歩が大きな変化や良い循環を生み出すことを意味しているのではないでしょうか。
一人じゃないよ
わわわワンダフルな世界線
ひとりぼっち泣くのはおよしよ
寄り添って よりそうなって 愛 増してく
OK!グルグルっと×2 世界を回せ
WONDERFUL -GReeeeN
”わわわワンダフルな世界線”という言葉は、ワクワクするような素晴らしい未来や展開が待っている世界を表現しているようです。
"ワンダフルな世界線"とは、可能性や希望に満ちた未来を意味するのでしょう。
歌詞の中では人々がお互いに寄り添い、支え合うことで愛が増えていくのだ、と記しているようであり、これは人々の結束や思いやりの大切さを表現しているのではないでしょうか。
自分たちだけのストーリー
Oh yeah 声を上げた 僕らが1人目
Oh yeah 歌えばまた増えてく2人目
傷つかない場所からずっと眺めてたら気持ちがいいもんだ
傍観者は言う それでも僕ら冒険者になって進め進めシン物語(ストーリー)
WONDERFUL -GReeeeN
傍観者たちは自分を守るために傷つかない場所にいると心地よく感じるらしい、と語りかけているようです。
ですが主人公はその場所に留まっていては、新たな経験や成長を得ることはできない、と思っているのでしょう。
いろいろ言う人もいるし、冒険に踏み出すことには消極的な意見を持っている人もいるけれど、それでも自分たちは冒険者となり、進んで自分自身の物語を作っていきたいと考えているようです。
みんなと共に
自分らしさを決めつけないまま
均衡崩し攻めろ いちニョッキ
今の自分の延長線上『未来』です
きっと点と点が繋がって線になって
線と線が繋がってさあ 輪になってく
飛び込んだら新発見
WONDERFUL -GReeeeN
ここでは固定観念に縛らず、柔軟に自己成長を追求することを示唆しているようです。
”均衡崩し攻めろ”とは、既存のバランスや状況を変えて新たな可能性を切り開くことを意味しているのでしょう。
自分自身の枠を超えて新たな挑戦や変化を起こしたいと考えているようです。
主人公は一人ひとりの力は小さいけれど、みんなとつながればやがて大きな輪になっていく、と考えており、一つ一つの出会いや経験が繋がり、より豊かな人間関係や絆が生まれ、いろいろなことに挑戦していくことができる、と伝えたいのではないでしょうか。
素晴らしい未来
わわわワンダフルな世界線
でかい世界で迷いもするけど
寄り添って よりそうなって 愛 増してく
OK!グルグルっと×2 世界を回せ
WONDERFUL -GReeeeN
"ワンダフルな世界線"とは、驚くべき、素晴らしい未来や展開を意味しているのでしょう。
自分たちは時に道に迷うこともあるかもしれないけれど、お互いに支え合えばきっと乗り越えて行ける、と主人公は思っているようです。
自分たちがしっかりとお互いを思いやり強い絆で結ばれれば、きっとワンダフルな未来を築いていける、と伝えたいのかもしれません。
さあ、一歩踏み出そう
逢いたいなと相対した 防御魔法
アイタタ、、も愛だと気付くだろう
間には 合鍵さ 開いたドア さあそこから出てこいよ言えよhoo
1人目になる勇気を そして2人目も信じよう
そんなバトンに支えられて 僕は46億年目のメンバー
WONDERFUL -GReeeeN
”逢いたいなと相対した 防御魔法”というフレーズは、相手に傷つけられることへの恐れや防御の意識がありながらも、お互いに向き合おうとする勇気や願いがあることを示唆しているようです。
そうすることで、お互いに愛がうまれ、理解を深めることができると考えたのでしょう。
何かを行いたい時、一人目になる勇気を持つことは大変だけれど、一人ではなく必ず協力してくれる人がいる、ということを記しており、人は一人ではなく、誰かに支えられて生きている、ということを伝えたいのではないでしょうか。
たくさん話をしよう
ありがとうから始めよう
そして沢山おしゃべりをしよう
寄り添って よりそうなって 増し増してく
OK!ワンダフルも ダンサブルも みんなで一緒に
ひとりぼっち ふたりぼっち 増えてけストーリー
グルグルっと×2 世界を回せ
WONDERFUL -GReeeeN
このフレーズでは感謝の気持ちから始めていくことの大切さを伝えているようです。
相手に対して感謝の気持ちを持ち、それを言葉や行動で表現し、関係を築いていくことが大切であると考えているのでしょう。
またコミュニケーションを通じて理解を深めることができるとも記しており、お互いにたくさん話し合い、意見や感情を共有することで、より一層の絆を深めることができると思っているようです。
まとめ
今回はGReeeeNの「WONDERFUL」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「WONDERFUL」は自分を見つける旅や自分らしさの模索、そして人との繋がりや成長について綴られているようです。
主人公は、自分はどんな人間なんだろう…と思う中で過ちや迷いがあるけれど、しっかりと自分を理解するには本当の気持ちを知り、きちんと向き合うことが大切だと考えているのでしょう。
さらに感謝の気持ちをもって相手に接すれば、必ず相手は味方になってくれ、お互いに成長し困難を乗り越えて行けるとも考えているようです。
みんなで思いやりの心を持ち、絆を深めることで明るく楽しい、新しい世界を作っていくことができる、と伝えたいのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではGReeeeNを追って行くのでぜひチェックしてみてください!