【Aimer / カタオモイ】の歌詞の意味を徹底解釈 |COUNT DOWN TV イメージソングに起用された、永遠の愛を感じる歌詞を徹底解釈!
執筆・監修: 今井桜愛編集: 天野結衣最終更新: 2023/5/1
カタオモイという曲名の意味を考察
この曲のタイトル「カタオモイ」とは「片思い」を意味します。
曲中の歌詞でも、主人公が相手への想いを伝えられずにいるという状況が描かれています。
また、恋人への思いやりや、共に過ごす時間の大切さも表現されていることから、永遠の愛も意味しているように感じます。
カタオモイという歌詞の意味を徹底解釈
君がすべて
例えば君の顔に昔よりシワが増えても それでもいいんだ
僕がギターを思うように弾けなくなっても 心の歌は君で溢れているよ
高い声も出せずに思い通り歌えない
それでもうなずきながら一緒に歌ってくれるかな
割れんばかりの拍手も 響き渡る歓声もいらない
君だけ 分かってよ 分かってよ
カタオモイ -Aimer
このフレーズは愛する人についての深い感情を表現しているようです。
歳をとってシワが増えても、相手を愛する気持ちは変わらないという強い思いを伝えています。
また、君が歳をとるように自分自身もギターが思うように弾けなくなると主人公は感じているのですが、心は満たされているのでしょう。
自分の不完全さを認めた上で、愛する人と一緒に歌おうという気持ちを表しています。
ほかの誰かにわかってもらおうと思っていない。
ただ君だけにわかっていてほしいんだ、という主人公の思いが伝わってきます。
夢が叶ったよ
Darlin' 夢が叶ったの
お似合いの言葉が見つからないよ
Darlin' 夢が叶ったの
「愛してる」
カタオモイ -Aimer
最初のフレーズである”Darling' 夢が叶ったの”とは、大切な人に夢が叶ったことを喜んでもらいたいという、主人公の感情の現れのようです。
しかし、そのことを何と言って良いか分からず、苦慮しているのでしょう。
いろいろな言葉が浮かぶけれど、一番伝えたいのは「愛してる」という言葉であり、叶った夢に対する喜びと共に、大切なへの愛を伝えたい気持ちが込められているようです。
たった一人の君
たった一度の たった一人の 生まれてきた幸せ味わってるんだよ
今日がメインディッシュで 終わりの日には甘酸っぱいデザートを食べるの
山も谷も全部フルコースで
気が利くような言葉はいらない 素晴らしい特別もいらない
ただずっと ずっと側に置いていてよ
僕の想いは歳をとると増えてくばっかだ 好きだよ
分かってよ 分かってよ
カタオモイ -Aimer
このフレーズは主人公の強い愛情が表現されており、たった一人の大切な君に出会えたことに対して幸せを感じているようです。
人生山あり谷ありで、酸いも甘いも経験してきたけれど、すべては君に出会うために必要なことだと感じたのでしょう。
気の利いた言葉や特別な時間は必要なく、ただずっとそばにいて欲しいと思っているようです。
大切な君が歳をとって容姿が変わったとしても、自分の思いは変わらず逆に思いが募るばかりだ、と伝えたいのではないでしょうか。
叶えた想い、溢れる愛
ねえ、Darlin' 夢が叶ったの
お似合いの言葉が見つからないよ
Darlin' 夢が叶ったの
愛が溢れていく
カタオモイ -Aimer
大切な人に心の中で主人公は話しかけているのでしょう。
自分が一番叶えたかった夢が叶ったと感じており、その思いを共有したい様子がうかがえます。
ですがその夢が叶った事実についてどう伝えていいいのかわからないし、適した言葉もないようです。
”愛が溢れていく”という言葉からは、主人公が愛しているということをどのように表現したらいいのかわからず、思いが溢れたように感じたのではないでしょうか。
永遠に愛してる
君が僕を忘れてしまっても ちょっと辛いけど… それでもいいから
僕より先に どこか遠くに 旅立つことは 絶対 許さないから
生まれ変わったとしても 出会い方が最悪でも また僕は君に恋するんだよ
僕の心は君にいつも片想い 好きだよ
分かってよ 分かってよ 分かってよ
カタオモイ -Aimer
このフレーズは主人公と大切な人の老後を描いているようでもあります。
大切な人が自分を忘れてしまったとしても、それでもいい。
どうか自分よりも先に旅立つのはやめてほしい、と切に願っているのでしょう。
もし生まれ変われるのだとしたら、たとえ出会い方が辛く最悪なものであっても、絶対に君に恋をするよ、と思っているようです。
君はこんな風に思っていると気が付いていないだろうけれど、いつかこの思いがわかってほしいと願っているのではないでしょうか。
君だけを想っているよ
Darlin' 夢が叶ったの
お似合いの言葉が見つからないよ
Darlin' 夢が叶ったの
ねえ Darlin' 「愛してる」
カタオモイ -Aimer
この歌詞は、主人公が夢を叶え、その喜びを伝えようとしている様子が描かれているようです。
夢が叶って感情が高ぶったのでしょう。
その感情を言葉にすることができず、”お似合いの言葉が見つからないよ”と歌われています。
ですがいろいろ考えてやっぱり似合う言葉は「愛してる」なのかもしれない、と主人公は思ったのではないでしょうか。
まとめ
今回はAimerの「カタオモイ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「カタオモイ」の歌詞は、愛する人と共にいることがどんなに大切かを伝えているようです。
シワが増えて歳をとったとしても、音楽や歌を共有できること、一緒に過ごす時間が幸せであること、そして心から愛し続けることが大切だというメッセージが込められているのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではAimerを追って行くのでぜひチェックしてみてください!