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【back number / sympathy】の歌詞の意味を徹底考察!二人の複雑な心情を紐解く

執筆・監修: 佐藤 由花編集: 天野結衣最終更新: 2024/4/22

目次
sympathyという曲名の意味を考察
sympathyという歌詞の意味を徹底解釈
まとめ
楽曲情報
この記事は私が執筆・監修しました

佐藤 由花(サトウ ユイカ)

Sato Yuka

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sympathyという曲名の意味を考察

この曲「sympathy」の歌詞を考察すると、曲名が持つ「共感」や「同情」という意味が深く反映されていると思われます。歌詞は、お互いを完全に理解することの難しさや、それでも互いに許し合い、繋がりを保とうとする人間関係の複雑さを描いています。

特に、「心が見えないのは同じ」という部分や、「分かりあえなくても 許しあえればいい」というフレーズからは、完全な理解よりも、共感や許しの精神が重要であることが伝わってきます。これは「sympathy」という言葉の持つ、他者の感情に寄り添うという意味と直結しています。

また、二人が同じように願っているにも関わらず、理解し合えない状況に苦しむ様子は、人と人との関係のもどかしさを表しており、そこに共感(sympathy)を求める心情が見て取れます。曲名は、このような人間関係の中での共感の必要性や、その感情の交流を象徴していると言えるでしょう。

「sympathy」の歌詞、めちゃくちゃ共感する部分多いよね。人間って完璧に理解し合うの難しいけど、その中で「共感」や「許し」を見つけることが大事って、すごくリアルに感じる。特に「心が見えないのは同じ」とか、めっちゃ心に刺さるわ。人間関係のもどかしさとか、共感を求める心情がリアルに描かれてて、聴くたびに新しい発見があるんだよね。

結衣

sympathyという歌詞の意味を徹底解釈

「夜の街灯と月」
雲がゆっくり流れる夜 窓から見える街灯を一人
指でなぞっては繰り返し
どこで間違えた なんて考えてます

今日は月が奇麗だよ
そんな理由じゃ電話はできないよな
理由の問題じゃないか

sympathy -back number

この歌詞は、失った愛や関係についての繊細な感情を描いています。最初の部分では、主人公が一人で窓の外を見ながら、静かに流れる雲や街灯の明かりに心を寄せています。ここでの「指でなずっては繰り返し」という表現は、過去の記憶や特定の出来事を反芻し、何が間違っていたのかを考えている心の動きを表しています。

次の部分、「今日は月が奇麗だよ」という言葉は、心の中にある美しい景色や感情を、誰かに伝えたいという願望を示しています。しかし、「そんな理由じゃ電話はできないよな」と続くことで、ふとした感動や感情を共有することの躊躇や、その理由が些細なことのように思えてしまう複雑な心境が感じられます。「理由の問題じゃないか」という部分は、もしかすると「電話をするための理由をどうこじつけるか」という表面的な問題ではなく、もっと深い感情的な隔たりや、本当は伝えたいことがあるにもかかわらず伝えることができない内面の葛藤を描いているかもしれません。

全体として、この歌詞は孤独感や失われた繋がり、そしてそれに対する憧れや未練を繊細に表現していると言えるでしょう。美しい自然の描写と個人的な感情の交錯が、聴き手に深い共感を呼び起こす歌詞です。

を呼び起こすね。特に「今日は月が奇麗だよ」というフレーズ、めっちゃ共感するわ。なんか、そういう小さな美しさを誰かと分かち合いたい時ってあるよね。でも、電話する勇気が出ないっていうの、超リアル。この歌詞、誰もが感じるような切なさが詰まってて、ほんと心に刺さるよ。

結衣

「お互い様」
いつもきっと二人は同じように願ってるのに
こんな風になるのはどうしてなんだろう
胸が痛いな

大事な事は忘れるくせにくだらない事は覚えてるのね
そんな風に君は言うけど
そんなのお互い様じゃないか

sympathy -back number

この歌詞から感じられるのは、相互理解や共感の難しさに対する葛藤です。最初のフレーズ「いつもきっと二人は同じように願ってるのに」から、二人が願いや希望を共有しているにも関わらず何かうまく行かない状況が描かれています。これは恋愛関係だけでなく、友情や家族関係でも起こり得る、共感や理解の壁を示しているようです。

次の一節「こんな風になるのはどうしてなんだろう、胸が痛いな」は、その状況に対する苦痛や混乱を具体的に表しており、その心の痛みがどれほど深いかを強調しています。ここでの「胸が痛い」という表現は、どちらかと言えば精神的な痛みや苦悩を象徴していると解釈できます。

三つ目の節「大事な事は忘れるくせにくだらない事は覚えてるのね、そんな風に君は言うけど、そんなのお互い様じゃないか」では、二人の関係性においてお互いが抱える欠点や矛盾を指摘しているようです。ここでは相手に対して批判的な言い方がされているが、最終的には「お互い様」という言葉で、どちらも完璧でないこと、人間として共通の弱さや矛盾を持っていることを認め合っている表現になっています。

全体として、この歌詞は人々がどれだけ同じ願いを持っていても、理解や共感を得ることの難しさ、お互いの欠点を受け入れることの重要性を描いているように思います。また、人間関係の複雑さや、感情の真摯な表現が心に訴える影響力を持っていることを感じさせます。

っていても、理解や共感を得るのがどれだけ難しいかをリアルに描いてるね。特に「胸が痛いな」っていう部分、めっちゃ共感するわ。人間関係って本当に複雑だよね。

結衣

笑顔の奇跡
それでも気付けばここで笑ってるんだから
こんなふうに二人は ゆっくり一つに

例えば
今日君が丸い地球の裏にいたって 隣にいたって
心が見えないのは同じじゃないか

sympathy -back number

この歌詞「sympathy」は、物理的な距離に関わらず、人と人との心の距離の近さや繋がりをテーマにしていると考えられます。

最初の部分「それでも気付けばここで笑ってるんだから」は、どんな状況でも気づくと共に楽しい時間を過ごしているというポジティブな感覚を表しています。ここでの「笑ってる」という表現は、困難や距離を超えても幸せを共有できるという希望を持っていることを示しているでしょう。

次に「こんなふうに二人は ゆっくり一つに」というフレーズは、二人が徐々にお互いを理解し合い、心が一つになっていく過程を表しています。ここでの「ゆっくり」という言葉は、関係性が焦らず、自然に深まっていく様子を暗示しているかもしれません。

さらに、次の節「例えば 今日君が丸い地球の裏にいたって 隣にいたって 心が見えないのは同じじゃないか」という部分は、物理的な場所がどこであれ、人の心は直接見ることができないという真実を語っています。つまり、肉体的な近さと心の繋がりは必ずしも同義ではないというメッセージが込められていると言えるでしょう。心が見えないことを受け入れつつも、互いに理解しようとする努力が「sympathy」、すなわち共感や同情を生むのではないかと歌っています。

全体を通して、この歌詞は距離を超えた人と人との繋がり、理解し合う努力、そして共感の価値を讃えているようです。物理的な距離が心の距離を決定するわけではなく、互いに心を開き合うことの重要性を訴えかけています。

mpathy」のテーマを強調してるね。物理的な距離は関係なく、心のつながりが本当に大事ってことを歌ってるわけだ。この歌詞、なんか心に響くよね。人と人との関係って、見えない糸で繋がってる感じがして、それがすごくリアルに感じられるんだよね。

結衣

「許しの手」
このわだかまりも消えないのならそれでいいから
分かりあえなくても 許しあえればいい
なんて思ってるんだよ

いつもきっと二人は同じように願ってるから
痛みも悲しみも その柔らかい手も

sympathy -back number

この歌詞「sympathy」は、人間関係の複雑さと深い感情を探求しています。第一節で「このわだかまりも消えないのならそれでいいから 分かりあえなくても 許しあえればいい なんて思ってるんだよ」という部分は、わだかまりや誤解が清算されなくても、互いの存在を受け入れて許し合うことの重要性を示しています。このフレーズは、完璧な理解ではなく、許容と受容を通じた関係の持続を強調しています。

次の節「いつもきっと二人は同じように願ってるから 痛みも悲しみも その柔らかい手も」は、関係の中で互いに共感し、支え合っている様子を表しています。相手の「柔らかい手」という表現は、優しさや暖かさ、そして癒しの力を象徴しているかのようです。二人が同じことを願っているという部分は、その絆がどんな困難にも耐える強さを持っていることを意味しています。

全体を通して、この歌詞は、誤解や痛みがあるにせよ、許しと共感によって関係が成り立っていくことを教えています。相手を理解しようとする努力と、受け入れる心が「sympathy」の本質であると考えられます。

この考察、めっちゃ深いね!特に「許しあえればいい」というフレーズが心に刺さるわ。人間関係って、理解しあうのも大事だけど、許し合うことがもっと大事かもしれないね。それに、「柔らかい手」って表現も綺麗だし、相手の優しさを感じさせるよね。全体的に、この歌詞からは人との繋がりの大切さが伝わってくるよ。

結衣

絆を紡いで
離さないでいよう

sympathy -back number

「離さないでいよう」というフレーズは、深い絆や強い連帯感を感じさせます。この言葉は、物理的な距離に関わらず、心理的または感情的な結びつきを保持しようとする願望を表していると解釈できます。恋人間、家族、友人など、どのような人間関係においても使われる普遍的な表現であり、相手を手放したくないという切実な心情が込められていることを示唆しています。

このフレーズは、未来に対する不安や、現在の幸せな状態を維持したいという願望からくるものかもしれません。相手との関係を深め、より強固なものにしていく過程での誓いのようなものとも捉えられます。「離さないでいよう」という言葉には、単なる肉体的な接触を超えた、精神的なつながりや信頼を求める深い意味が込められていると考えられるでしょう。

「離さないでいよう」って、ほんと深い絆を感じさせるよね。ただの言葉以上に、心の奥底からの強い願いが伝わってくる感じ。人と人とのつながりって、見えないけど、すごく大事なものだよね。このフレーズ、どんな関係にも当てはまるから、聞くたびに色んな感情が湧いてくるんだよね。

結衣

まとめ

今回はback numberの「sympathy」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではback numberを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

佐藤 由花

佐藤 由花サトウ ユイカ

Sato Yuka

歌詞考察家

こんにちは、佐藤由花です。私は歌詞考察家として活動しており、特にポップミュージックの歌詞の深層を読み解くことに情熱を注いでいます。音楽学士を取得後、多くの音楽雑誌やウェブサイトで執筆を行い、歌詞の背景や作者の意図を探求してきました。音楽を通じて人々の心に寄り添い続けることが私の使命です。

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