【WANDS / RAISE INSIGHT】の歌詞の意味を徹底解釈 |自分を信じることの大切さが書かれた、TVアニメ「名探偵コナン」OPの歌詞を紐解く!
執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/5/7
TVアニメ「名探偵コナン」ってどんなアニメ?
TVアニメ「名探偵コナン」は、1996年から放送されているテレビアニメです。
探偵工藤新一が謎の組織の事件を目撃し幼児化してしまった後、江戸川コナンとして周囲で起きる事件や、黒の組織の陰謀を追いながら、元の身体を取り戻すために活躍する姿を描いています。
20年以上も続く長寿アニメで、大人も楽しめるバラエティに富んだストーリー展開や、伏線の回収、推理の面白さが魅力的な作品です。
また、万能アイテムや高度な科学技術のアイデアが満載であり、劇場版も大変人気があります。
RAISE INSIGHTという曲名の意味を考察
曲名の「RAISE INSIGHT」は「洞察力を高める」という意味が推測されます。
歌詞中でも、「導き出す力」というフレーズがあり、それがこの曲名の由来として考えられます。
RAISE INSIGHTという歌詞の意味を徹底解釈
何も無駄なものはない
疼く傷に 記された導き
くねる道を flow 二本指で
辿る先 あぐらのアンサー
思うより秀逸だ
誇らしげ 笑えるぜ Crack me up!
どうやら何も無駄なんかじゃ無かった
出会ったすべてが繋がっている
RAISE INSIGHT -WANDS
”疼く傷に 記された導き”は、苦しい経験から学んだ教訓を指しているようです。
人は苦しい体験を通して、自分にとって真実や方向性を見つけることができると感じているのでしょう。
目的地に向かう道のりは予想外のものであることが多いけれど、自分で決めた方向を確実に辿ることができるようになれば自分自身の答えを得られるようになると伝えたいようです。
過去の出来事や経験は決して無駄ではなく、すべて自分自身を形作っているということを表しており、苦しい経験も今の自分自身に欠かせないものである、という意味が込められているのではないでしょうか。
未知への扉
寄り道して行こうぜ 石ころみたいにさ
期待しない未来ってのも嫌いじゃない
信じるべきモノ 見誤ってしまわぬように
導き出す力 RAISE INSIGHT
RAISE INSIGHT -WANDS
この部分は、人生は思い通りにいかないものだからこそ、逆境に負けずに前に進もうというメッセージを表しているようです。
たとえ失敗が続いて希望が持てないときでも、少しずつ着地点が見えてくることがあると伝えたいのではないでしょうか。
また、信じるべき価値観や目標があるときに、それを間違って誤解してしまわないように、よく考えて行動しなければならないという意味も込められているようです。
自分自身が持っている洞察力や知恵を使って可能性を見つけ出し、未来を切り拓く力を身に着けていこうと投げかけているのではないでしょうか。
すべてを乗り越えて
乾く喉に 満たされた victory
塞ぐ意思を blow
He overcame his miserable past
RAISE INSIGHT -WANDS
”乾く喉に 満たされた victory”は、物事がうまくいったときの達成感を表現しているようです。
そして、”塞ぐ意思を blow”という歌詞は、困難や課題に直面しても立ち止まらず、前に進む意志や決意を表しているのでしょう。
最後に出てくる”He overcame his miserable past”は、直訳すると「彼は悲惨な過去を乗り越えた」という意味ですが、過去のつらい出来事を乗り越えることによって、今の自分に繋がってくるということを伝えたいのだと感じます。
孤独の救世主
辿り着いた孤高のランナー
思うより退屈かい?
虚しくて 笑えるぜ Shaken up
どうやら彼も一人じゃダメだった
出会えた奇跡に 口付けてくれ
RAISE INSIGHT -WANDS
”孤高のランナー"とは、自分なりの生き方で思い描いた場所に辿り着くためにひたすら努力するランナーのことを指しているようです。
努力によって成功を収めても、自分の一人での戦いに虚しさともの悲しさを覚えたのでしょう。その感覚に笑いたい気持ちになるという矛盾した感情を持っているようです。
そして、孤独感を打ち破るためには、人と出会う奇跡に感謝しなくてはならないと感じたのではないでしょうか。
雨に微笑みを
二人でまた笑い飛ばそうぜ
ほろ苦い雨が いつの日か
空に知られぬ雪へと 変わってゆくから
RAISE INSIGHT -WANDS
この歌詞は、辛い出来事などがあった時に、友達や恋人と共に乗り越えて笑い飛ばすことが大切だと言っているようです。
また、その出来事が過ぎ去っていくことを、「空に知られない雪」という形で表現しているのでしょう。
雪は一度降り積もっても時間が経つと消えてしまいますが、同じように辛い出来事も消えていくと伝えたいのではないでしょうか。
自分で導き出そう
描いてく空は 心の色なんだ
ツライクライ未来はちょっと愛せない
どしゃ降りの跡に 虹の橋架かるように
導き出す力 RAISE INSIGHT
RAISE INSIGHT -WANDS
”描いてく空”という歌詞は、自分が見ている空の色は、自分自身の心の状態を表しているという意味のようです。
未来が不安で苦しいと感じることがあるけれど、その後には必ず希望があってほしいと願っているのでしょう。
そのためには自分で自分自身を導き出す力を引き出す必要があると考えたようです。
自分の心の中にある力を使って、自分を導くことができるようになれば、様々なことに向き合うことができるようになると伝えたいのかもしれません。
気楽にいこう
Just take it easy
間違ってないぜ
Just take one deep breath
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RAISE INSIGHT -WANDS
”Just take it easy”とは、「気楽に行こう」という意味です。ここでは、自分が考えて導き出した答えは間違っていないから、気楽にいこうよ、と思っているのではないでしょうか。
”Just take one deep breath”は、直訳すると「深呼吸をして」であり、心を落ち着かせ自分が思い描く方へと進もうと伝えたいようです。
この部分の歌詞はやりたいことがあるなら、思い切ってやってみようという意味なのかもしれません。
まとめ
今回はWANDSの「RAISE INSIGHT」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この曲の歌詞は、リラックスして、自分自身を信じて前向きに行動することの大切さを表現しているようです。
また一歩ずつ進んでいくことが重要であると示唆しており、歌詞全体からは、自分自身を信じて、心を落ち着け、前向きに努力することが成功に繋がるというメッセージが感じられます。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではWANDSを追って行くのでぜひチェックしてみてください!