【DISH// / 沈丁花】の歌詞の意味を徹底解釈 |決して一人じゃないと感じさせてくれる、日本テレビ系ドラマ『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』主題歌を紐解く!
執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/6/15
二月の勝者 ー絶対合格の教室ーってどんなドラマ?
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— 初恋の悪魔【公式】最終話9/24(土)夜10時放送 (@hatsukoinoakuma) December 14, 2021
最終回、最新映像到着‼️
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受験会場に向かう生徒たち👫
そして、合格発表を見る先生たち👨🏫👩🏫
の映像が届きました🏫🚩
緊張感が伝わってきます😫🙏
最終回は今週土曜よる10時👍#二月の勝者 #柳楽優弥#井上真央 #加藤シゲアキ pic.twitter.com/FjVHgm3gcJ
日本テレビ系ドラマ『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』は、予備校桜花ゼミナール吉祥寺校で繰り広げられる、中学受験を舞台にした人生攻略ドラマです。
主人公の黒木蔵人は、最強で最悪と異名を持つスーパー塾講師。
中学受験は課金ゲームで、親はスポンサー。
子どもが合格するには父親の経済力と母親の狂気が必要、ときっぱり言い切る異色の教師です。
ですが、「絶対に全員志望校に合格させる」と断言し、いろいろな問題に切り込んでいきます。
子どもたちが未来を生き抜くために必要なこととは…?
黒木の授業が開始されます。
沈丁花という曲名の意味を考察
「沈丁花」は期待に応えたいのになかなか思うようにいかない、日々支えてくれる人々に対して素直に「ありがとう」と言えない、そんなもどかしい思いが綴られています。
曲名の沈丁花は植物の名前であり、春の代表的な樹木のひとつ。
沈丁花の花言葉が「栄光」や「勝利」であることから、曲名になったのではないでしょうか。
沈丁花という歌詞の意味を徹底解釈
素直に言えない
いつもいつも ありがとうね
なんでそれが言えないんだろ
「負けないことが本当の強さじゃない」
そう教えてくれたあなた
沈丁花 -DISH//
このフレーズでは、日常的に支えてくれる人への感謝の気持ちを伝えることができない自分自身について綴っているようです。
また、その人からは”負けないことが本当の強さじゃない”と教えてもらっており、一般的には勝つことや負けないことが強さだとされがちだが、そうではないと、自分でも気が付いたのでしょう。
この部分は、相手に勝つことよりも、自分自身の内面や心の成長、自分を信じることが本当の強さだと教えてくれた人に感謝していることを示しているのではないでしょうか。
感謝をしていてもなぜか素直に言えない主人公の様子が垣間見えます。
どんどん追い込まれていく
沈丁花の花 種をまいた九月
僕が何か分からなくなって、しまった十月
弁当箱の愛を食べ切れず残して
暗い顔なんて見せまいと 笑い方を忘れた十二月
沈丁花 -DISH//
時間の経過が感じられるフレーズです。
沈丁花の花は3月から4月にかけて花が咲くため植え付けは9月ごろになります。
この植え付けと何かを始めることをかけている部分でもあり、”僕が何か分からなくなって、しまった十月”という部分では、新たな始まりに直面して自分自身や目標について迷いが生じたり、方向性を見失ったりしてしまったことを表現しているのではないでしょうか。
また主人公は月日が流れるうちに、いつも応援をしてくれる人の愛情をなかなか受け取ることができず、どんな顔をして笑ったらよいのかわからなくなったのでしょう。
『沈丁花』はドラマの主題歌であることから、この部分は9月から12月という受験生にとって最も大切な時期を過ごしている主人公の気持ちを綴っているのかもしれません。
選んだ勇気
平凡でごめんよ母さん
ただいま「おかえり」あと、あのさ
いつもいつも ありがとうね
なんでそれが言えないかな
「選ぶ道より、選んだ勇気じゃない?」
そう言ってくれたあなた
沈丁花 -DISH//
この部分で、いつも支えてくれていた人が母親であったことが判明します。
なかなか素直になれないけれど、いつもありがとうと思っているのでしょう。
「ただいま」と「おかえり」という言葉のやり取りを通じて家族の温かさを感じているようでもあります。
”選ぶ道より、選んだ勇気じゃない?”というフレーズは、自分自身の人生において道を選ぶことよりも、選んだ道へ進むための勇気が必要である、という意味なのでしょう。
母親から教えてもらったことは、主人公にとって成長と実現を目指すきっかけとなっているようです。
自分を信じて
一丁前の花になるための旅は
踏み潰されても起き上がる友と共に続く
逃げたい!やめたい!少しつらい
ぜんぶあなたに言えてたらなあ
もしも僕が諦めてしまっても 笑ってくれますか?
夢は夢で夢らしく?
じゃあ僕は僕らしく、こっそりゆっくり迎えに行く
沈丁花 -DISH//
大人になるための旅は、困難に直面することもあるし逃げ出したいと思うこともあるけれど、同じ思いをしている大切な友達と一緒に頑張っていく、と伝えているようです。
時に主人公は、途中で葛藤や苦しさに直面し、どうしても夢を追うことを諦めてしまいたくなることがあるのでしょう。
もしそうなっても笑ってくれるのかな?と不安になっている様子が垣間見えます。
”夢は夢で夢らしく? じゃあ僕は僕らしく、こっそりゆっくり迎えに行く”というフレーズでは、夢が夢らしい形であるべきかに疑問を投げかけながら、主人公自身が自分らしく進んでいくことを決意したのでしょう。
夢を追いかける中で経験する葛藤や挫折が綴られており、自分の内なる強さを信じて自分らしく進んでいく姿が描かれているのではないでしょうか。
前に進んでいこう
いつもいつも ありがとうね
今日はそれが言えなくちゃな
「進め!進め!振り返る日のために」
そう思えたんだ僕は
沈丁花 -DISH//
このフレーズでは、主人公が日常の中で常に支えられ、助けられていることに感謝の気持ちを抱いていることがうかがえます。
そして、今日はその感謝の気持ちを伝える必要があると感じたのでしょう。
”進め!進め!振り返る日のために”という部分は、進むことで自分自身を成長させることができるし、過去を振り返ったとき後悔のないようにするために、進んでいくべきだと思うようになった、ということを表現しているのではないでしょうか。
まとめ
今回はDISH//の「沈丁花」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「沈丁花」は、感謝の気持ちや自身の成長について綴られているようです。
歌詞の中には強さの本質について教えてくれたことに関して感謝をしており、その人から教えてもらったことは、主人公にとって心の支えになっているのでしょう。
「ありがとう」という感謝の気持ちや、困難を乗り越えて成長する姿勢、そして大切な人々との絆がテーマとなっているようでした。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではDISH//を追って行くのでぜひチェックしてみてください!