【ユイカ / 好きだから。】の歌詞の意味を徹底解釈 |若い恋を描いた素直で純粋な歌詞を紐解く!
執筆・監修: 今井桜愛編集: 天野結衣最終更新: 2023/3/7
好きだから。という曲名の意味を考察
曲名「好きだから。」は、
「かっこいいから好きなんじゃない。好きだからかっこいいんだよ。」
「かわいいから好きなんじゃない。好きだからかわいいんだよ。」
という歌詞から、相手を好きになる理由がその人の外見や印象ではなく、本当に好きであるという気持ちから来ていることを表現していると考えられます。
好きだから。という歌詞の意味を徹底解釈
私のヒーロー
かっこいいから好きなんじゃない。
好きだからかっこいいんだよ。
誰かにばかにされても何ともない
だって私の「ヒーロー」。
いつも「眠い。」って言うくせに、
授業は起きているとことか。
みんなの前ではクールなのに、
犬の前ではデレデレなとことか。
あぁ、本当に愛してやまない貴方のこと。
私だけの「ヒーロー」になってよ。
好きだから。 -ユイカ
「かっこいいから好きなんじゃない。好きだからかっこいいんだよ。」という部分は、見た目や外的要因に惹かれるのではなく、本当に心から愛し続けるのは内面的な価値、人柄や魅力だということを歌詞で表現しているのでしょう。
「あぁ、本当に愛してやまない貴方のこと。私だけの『ヒーロー』になってよ。」という歌詞は、心から愛する「ヒーロー」に向けたメッセージと考えられます。
「ヒーロー」が、たとえ他の誰かにとっては平凡な人でも、主人公にとっては特別な存在であることを示しているのでしょうね。
また逢える日まで。
LINEだってしていたいし、
一緒に帰ったりしたいよ。
放課後部活に行く貴方に
「またね。」ってひとりごと。
休みの日だって会いたいし、
寝落ち電話もしてみたいけど、
そんな勇気はちっともなくて、
あきれるなぁ。
好きだから。 -ユイカ
この歌詞は、恋する女性の気持ちを歌っています。
LINEでも会いたいと思っていること、帰りが遅い時でも一緒にいたいと思っていること、そして彼に思いを伝える勇気がなくてあきれる自分に悩んでいる様子が描かれています。
また、放課後に「またね。」とひとり言を言うのは、彼への思いを隠すために言っていることかもしれません。
後半には、休日にも会いたいと思っているけど言い出せない状況で、寝落ち電話をしてみたいと憧れる気持ちが表現されていますね。
好きなら追いかけて
振り向いてほしくて、
意識してほしくて、
香水をつけて
1人でむせて。
貴方が欲しくて、
貴方のものになりたくて、
「明日こそは。」って
ベッドの上でシミュレーション
貴方を考えながら
また明日。
好きだから。 -ユイカ
この歌詞は、彼に興味を持ってもらえるように色々な努力をしている様子を描写していますね。
彼に惹かれ、彼のものになりたい気持ちが歌われています。
日々、彼のことを思いながら自分を磨いている様子が伝わってくる健気な歌詞ですね。
愛しのヒロイン
かわいいから好きなんじゃない。
好きだからかわいいんだよ。
誰かにばかにされても何ともない
だって僕の「ヒロイン」。
「今日こそ起きる!」って言うくせに、
結局授業で寝るとことか。
みんなの前ではおてんばなのに、
案外涙もろいとことか。
あぁ、本当に愛してやまない君のこと。
僕だけの「ヒロイン」にならないかな。
好きだから。 -ユイカ
「かわいいから好きじゃない」「好きだからかわいいんだよ」という主人公の心情が綴られています。
「ヒロイン」という存在に対して強い愛情を抱いているのかもしれません。
彼女は授業中に寝てしまうなどの苦手な面もあるようで、涙もろいところもあると綴られています。
このような彼女がとても愛おしく思えるという気持ちが込められているのです。
タイトル: ひとりごとの告白
勉強とか教えてあげたいし、
一緒に映画とか観に行きたいよ。
放課後友達と笑う君に
「ばいばい。」ってひとりごと。
君のストーリーに載りたいし、
「俺の彼女。」自慢もしてみたいけど、
告白なんかできそうになくて、
あきれるなぁ。
好きだから。 -ユイカ
勉強や映画館へのお誘いを通じて、一緒に過ごす時間を増やしたいと思っているようですね。
放課後に友達と笑っている君を見て、自分もそんな時間を過ごしたいと思っている様子が表現されています。
みんなの前で「彼女ができた!」と自慢したくて告白しようとも思っているようですが、勇気が出ていないようですね。
熱すぎる恋心
振り向いてほしくて、
意識してほしくて、
ワックスをつけて
ベトベトになっちゃって。
君が欲しくて、
君のものになりたくて、
「明日こそは。」って
布団の中でシミュレーション
君を考えながら
また明日。
好きだから。 -ユイカ
「振り向いてほしくて、意識してほしくて」とは、自分が相手に気に入ってもらいたいという気持ちを表現しています。
また、「ワックスをつけて ベトベトになっちゃって。」という表現は、自分をより魅力的に見せるために努力したということを示唆しているのでしょう。
最後の「君を考えながら / また明日。」という歌詞は、自分が相手に対する思いを胸に抱き、明日もまたその想いを続けていきたいという主人公の思いを綴っているのでしょうね。
ずっとそばにいるから。
貴方に貴方の相談をしたんだ。
君が男の相談をしてきたんだ。
「やめとけ。」なんて言わないでよ。
他の男になんて行くなよ。
ずっとずっと見ていてよ。
好きだから。 -ユイカ
この歌詞は、自分の友達や身近な人が悩んでいるとき闇雲に「やめとけ」とは言わず、積極的に相手の気持ちを受け止め、一緒に考えてあげることが大切だということを表しています。
また、相手を失望させたくない気持ちから、自分が密かに恋心を抱いていることを素直には言えずにいる様子が感じられますね。
隣で感じるあの香り
振り向いてほしくて、
意識してほしくて、
ずっと隣にいてくれませんか。
貴方が好きなの。
君を愛おしく思うよ。
「明日こそは。」って
今日もシミュレーション
君との恋は
甘いムスクの香りがしたんだ。
好きだから。 -ユイカ
この歌は、誰かに想いを寄せる女性の心情を歌ったものです。
彼女は、相手に振り向いてほしくて、自分に気づいてほしくて、ずっと隣にいてほしいと思っています。
彼女は毎日、「明日こそは」と思いながら今日も彼との恋を想像しているようです。
彼女は、彼との恋がとても甘いものであると感じているのかもしれませんね。
まとめ
今回はユイカの「好きだから。」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
恋する若い女性と男性の想いを歌った曲で、二人はそれぞれ相手を「ヒーロー」「ヒロイン」と呼び合い、相手に会いたいと思いながらも勇気が出ないという、どこか初々しく恥ずかしい思いを表現していましたね。
また、相手に対する嫉妬や心配、不安なども歌詞に盛り込まれており、恋愛の複雑な感情が表現されています。
全体的に、若い恋を描いた素直で純粋な歌詞で多くの人に共感を呼びそうですね。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではユイカを追って行くのでぜひチェックしてみてください!