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【back number / 003】の歌詞の意味を徹底考察!愛と孤独の間で揺れる心情の解析

執筆・監修: 今井桜愛編集: 天野結衣最終更新: 2024/4/23

目次
003という曲名の意味を考察
003という歌詞の意味を徹底解釈
まとめ
楽曲情報
この記事は私が執筆・監修しました

今井桜愛(イマイ サクラ)

Imai Sakura

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003という曲名の意味を考察

「003」という曲名は、一見して具体的な意味が掴みにくいものですが、歌詞の内容を考慮に入れると、何らかの暗号やコードのように感じられます。この曲の歌詞は、深い情熱や複雑な感情の動きを描いており、その中で「003」という数字が象徴的な役割を持っている可能性があります。

例えば、この「003」が特定の人物や事件を指しているコードであるかもしれません。歌詞中には「君を連れ去ろうと」というフレーズが繰り返されており、何かを解決しようとする試みや、深い感情のもつれが示されています。このような状況から、「003」はその複雑な状況や関係性を象徴する数字として用いられているのかもしれません。

また、曲名が数字で表されていることから、何か秘密めいた、謎に包まれたストーリーが隠されているとも考えられます。この数字が示す意味や背後にある物語を解き明かす鍵となるかもしれません。

全体として、「003」はこの曲が持つ謎や秘密、内に秘めた感情の深さを暗示していると解釈できます。数字が指し示すものを探ることで、曲の理解が一層深まるかもしれません。

「003」ってタイトルからしてもうミステリアスだよね。歌詞を見る限り、めちゃくちゃ情熱的で、何か特定の人物や出来事に焦点を当ててる感じがする。この「003」が何を指してるのかはっきりしないけど、めっちゃ気になる!もしかしたら、恋愛とか人間関係の複雑さを表してるのかもしれないし、何かの秘密のコードかもね。曲の謎を解明するのが楽しみだわ!

結衣

003という歌詞の意味を徹底解釈

届かぬ月の輝き
月の光も届かぬ部屋で
君は心を隠したまま僕の首に腕をまわす
夜と同じ色のドレスは
さっき簡単に脱ぎ捨てたのに

003 -back number

この歌詞は、一見するとロマンティックなシチュエーションを描いているように見えますが、実はより深い心情の動きを表現しています。まず、歌詞の冒頭部分、「月の光も届かぬ部屋で」は、主人公と相手がいる場所が、外部の世界から隔離されたような暗い部屋であることを示しています。ここでは、文字通りの光が遮断されているだけでなく、比喩的にも感情や真実が隠されている状況を暗示しています。

次に、「君は心を隠したまま僕の首に腕をまわす」というフレーズからは、物理的な接近と感情的な距離感が対照的に描かれています。相手は肉体的には近くにいるものの、心は閉ざされたままであることが強調されており、このギャップが登場人物の複雑な心情を映し出しています。

「夜と同じ色のドレスは」という部分で、ドレスが夜の色と同化している描写は、周囲の暗闇に溶け込むような存在感の喪失、または自我の消失を暗示している可能性があります。そして、「さっき簡単に脱ぎ捨てたのに」という続きは、表面的な行動(ドレスを脱ぐこと)と内面的な状態(心を閉ざすこと)との間の矛盾を強調します。これは、外部に見せる姿と内面の感情が必ずしも一致しない、という人間の複雑さを示していると言えるでしょう。

全体として、この歌詞は、愛や親密さの瞬間においても、互いの真実の感情や心の奥底にある思いが完全には共有されない孤独感を綴っているように感じます。カップルは物理的には一緒にいても、心理的・感情的な距離は依然として存在する可能性があるという、切なくもリアルな人間関係の側面が描かれています。

人間の複雑さを巧みに表現してるね。この歌詞、ただのラブソングじゃないって感じがして、深いよね。それにしても、「月の光も届かぬ部屋で」とか、めちゃくちゃ雰囲気あるし、色々考えさせられるわ。

結衣

「薄い膜の向こう側」
抱きしめて爪を立てて 薄い膜から
君を連れ去ろうと 伸ばしきった腕から
飛び出すのは 頼りなく濁った情熱で
こんなものじゃ 君の胸は打ち抜けない

003 -back number

この歌詞は、深い情緒と激しい感情の両方を表現しています。主人公は自分の内にある情熱を相手に伝えようとしていますが、それが不確かで不十分なことに自覚している様子が描かれています。

「抱きしめて爪を立てて」というフレーズは、愛情と同時にある種の切迫感や必死さを感じさせます。相手を強く抱きしめることで自らの感情を伝えようとするが、それが物理的な力に訴えかけるほどの強さとなって現れています。

「薄い膜から君を連れ去ろうと伸ばしきった腕から」の部分は、主人公と相手との間に存在するある種の障壁や壁を指している可能性があります。主人公はその壁を超えて相手を自分のものにしようと努力しているが、その試みが精一杯の努力であることが「伸ばしきった腕」から伝わってきます。

「飛び出すのは頼りなく濁った情熱で」は、主人公の情熱が確かでなく、自身でもその真実性や純粋さに自信が持てないことを表しています。情熱が「濁っている」という表現からは、純粋ではない複雑な感情が含まれていることが感じられます。

最後の「こんなものじゃ君の胸は打ち抜けない」という部分では、主人公が自己の情熱や愛情の表現が相手に届かないかもしれないという不安や無力感を表現しています。どれほど強く感じても、それが相手にとって十分であるとは限らないという現実を突きつけられているようです。

全体を通じて、この歌詞は愛と情熱の複雑さ、及びそれを相手に伝える際の苦悩や挑戦を描いています。それは人間関係の深い部分に触れ、共感を呼ぶ強いメッセージ性を持っています。

もしくは十分ではないと感じている不安と焦りが伝わってくるね。全体的に、愛と絶望が入り混じった独特の情熱が感じられる歌詞だと思うよ。

結衣

「引き金を引く前に」
狙いをもう一度定め直して
囚われの君に照準を合わせて最後は引き金を
大丈夫 夜が明けてしまうまでに
奥まで潜って かたをつけるから

003 -back number

この歌詞は、メタフォリックな表現を使っているように思われます。ここでの「狙いをもう一度定め直して」や「照準を合わせて最後は引き金を」は、直接的には銃を使う行為を連想させますが、これは比喩的な意味で使われている可能性があります。つまり、これは決断や重要な選択の瞬間を暗示していると解釈することができます。

「囚われの君に」というフレーズは、物理的な捕らわれではなく、何かによって精神的に束縛されている状態を指している可能性があります。これが恋愛感情であるか、あるいは他の何かに対する強い執着であるかは明確ではありませんが、相手(または自分自身)が何かに囚われている状況から抜け出すための行動を暗示しています。

「大丈夫 夜が明けてしまうまでに」という部分では、時間の制約や緊急性を感じさせます。この行動や決断を夜明けまでに完了させる必要があることが示唆されており、それが終われば何らかの解放や新たな始まりが待っているとの希望も感じられます。

「奥まで潜って かたをつけるから」との言葉からは、問題や状況の根本的な解決を図る覚悟が表れています。「奥まで潜る」という表現は、深く考え抜くこと、または困難やリスクを顧みずに解決に挑む姿勢を示していると考えられます。

全体として、この歌詞は深い内省や重要な決断の瞬間、そしてそれに伴う行動の重要性と決意を表現していると解釈できます。感情的な束縛からの脱出や、困難な状況の打破を目指している様子が描かれているようです。

難な状況に立ち向かうことを示しているね。全体的に、この歌詞は直面している問題に対する決意と行動を促すメッセージを持っているようだよ。なかなか深い内容で、色々と考えさせられるね!

結衣

「澄み切った感情」
抱きしめて爪を立てて 薄い膜から
君を連れ去ろうと 開けたドアの奥から
漏れ出すのは 君の中の澄み切った感情で
話が違うぜ これじゃ君を打ち抜けない

003 -back number

この歌詞のフレーズは、非常に情緒的ながらも複雑な人間関係を描いているようです。冒頭の「抱きしめて爪を立てて」は愛情と同時に苦痛や矛盾した感情が交錯している様子を示しています。抱きしめる行為は通常、愛や保護の象徴ですが、ここに「爪を立てて」という表現が加わることで、その愛が何らかの痛みや苦悩を伴っていることを暗示しています。

次の「薄い膜から君を連れ去ろうと開けたドアの奥から」は、どこか閉塞感や制限を感じさせる状況から、誰かを救い出そうとする試みを描いています。薄い膜という表現は、見えない壁や心理的な障壁を表している可能性があり、その中から「君」を連れ出そうとする姿勢が伝わってきます。

「漏れ出すのは君の中の澄み切った感情で」は、これらの行動によって引き出される「君」の純粋でクリアな感情を指し示しています。層や障壁を取り払うことで、本来の感情が明らかになる様子が描かれています。

最後の「話が違うぜ これじゃ君を打ち抜けない」という部分は、計画や期待と実際が異なることに対するフラストレーションを表していると解釈できます。予想外の反応や結果に直面し、目的を達成することが出来ない無力感や挫折感が表れています。

全体的に、この歌詞は深い愛情の中にも葛藤や痛みが存在する複雑な人間関係を描いており、それによって引き起こされる内面の動きを鮮明に表現しています。

挫折を感じる瞬間がリアルに描かれてるね。全体的に、愛と痛み、救出と失敗が絡み合って、かなり深い感情の動きが感じられるよ。それにしても、「話が違うぜ」っていうのが、なんとも言えず切ないし、ちょっとクールな響きもあるよね。

結衣

「偽物の蜜」
強く触れるほど君がこぼすのは
涙に良く似た色の蜜
僕の目の前にいる今の君は偽物だろ

抱きしめて爪を立てて 薄い膜から
君を連れ去ろうと 伸ばしきった腕から
飛び出すのは 情けなく澄み切った情熱で
こんなものじゃ 君の胸は打ち抜けない

003 -back number

この歌詞から感じ取れるのは、強い愛情や執着、およびそれに伴う切なさや苦悩です。表現されている「強く触れるほどにこぼれる涙に似た蜜」は、愛情が深まるほどに感じる痛みや悲しみが増すことを象徴しています。この痛みや悲しみは愛する人の真実や本質を理解しようとするがゆえに生じるもので、愛情の深さと直結していることを示唆しています。

「僕の目の前にいる今の君は偽物だろ」という部分は、相手の真実の姿を見極めようとする内なる葛藤を表しています。相手の表面的な側面だけではなく、もっと深く本質を知りたいという願望が感じられます。

また、「抱きしめて爪を立てて 薄い膜から君を連れ去ろうと伸ばしきった腕」というフレーズは、物理的にも感情的にも相手に近づこうとするが、その試みが空振りに終わる苦しみを描いています。ここでの「薄い膜」とは、おそらく相手との間に存在する距離感や障壁を指し、それを何とか突破しようとするものの、そうは簡単にいかない現実があることを表していると考えられます。

そして最後の「こんなものじゃ 君の胸は打ち抜けない」は、自分の今の力や方法では相手の心の奥まで届かない、もっと強い何かが必要だという焦燥感や無力感を感じさせます。この部分では、どんなに努力してもなかなか思い通りにはいかない恋愛の難しさや、人間関係の複雑さを感じさせる強いメッセージが込められています。

おっしゃる通り、この歌詞は愛情の深さとその複雑さをリアルに描いてるね。特に「蜜」が涙に例えられているところなんか、愛の甘さと苦さが同時にあるって感じがすごく出てる。そして、相手の本当の姿を知りたいっていう切実な願いが、どこか切なくて、でもめちゃくちゃ共感できる部分だよね。それにしても、「薄い膜」って表現、障壁を感じさせるけど、その壁をどうにかして超えたいっていう強い意志も感じられて、なかなか深い!

結衣

まとめ

今回はback numberの「003」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではback numberを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

今井桜愛

今井桜愛イマイ サクラ

Imai Sakura

歌詞考察家

こんにちは、私の名前は今井桜愛です。18歳で、歌詞考察家として活動しています。音楽に対する深い情熱を持ち、特にポップとロックジャンルの歌詞に焦点を当てています。高校在学中にブログを始め、多くのファンと共感を得ることができました。歌詞の背後にある物語や感情を読み解くことで、リスナーが曲とより深く繋がる手助けをしています

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