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【スピッツ / 空も飛べるはず】の歌詞の意味を徹底解釈 |今でもCMに起用される、爽やかで勇気を与えてくれる歌詞を紐解く!

執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/5/7

目次
空も飛べるはずという曲名の意味を考察
空も飛べるはずという歌詞の意味を徹底解釈
本当の自分って?
輝きを求めたい
自由な空へ
もう嘘はつかない
支え合っていこう
自由の翼
まとめ

空も飛べるはずという曲名の意味を考察

「空も飛べるはず」という曲名は、夢を追いかけることによって自由で幸せに生きることができるというメッセージが込められていると考えられます。

夢を叶えるために努力する中で、苦しみや悲しみがあっても一緒に励まし合い笑い合いながら生きていけるようになることが大切だという意味が感じられます。

「空も飛べるはず」は、1994年に発売された楽曲。ドラマ「白線流し」の主題歌でもあり、今でもCM曲に起用されることが多いんです。ポップなバラードなのですが、どこかもの悲しさも感じる歌詞なんですよ!爽やかながら切なさも感じる歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

空も飛べるはずという歌詞の意味を徹底解釈

本当の自分って?

幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて
隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた

空も飛べるはず -スピッツ

”幼い微熱を下げられないまま”とは、心の中に悩みがあり、それがどうしようもない状態であることを表しているようです。

幼いということから、人としてまだ未熟な状態であり、自分の行動が正しいのかわからず、自分自身を責めたり、自己嫌悪に陥っているのでしょう。

また、普段の自分と違う自分を見せようとしても見せれないようであり、なかなか自分の殻を打ち破ることができないようです。

あれこれ悩んだり、自分という人間について考えたり…ととめどなく押し寄せる感情の波に耐えられず、自分の状態をどうしようもないな、と感じ、おどけるしかないと思ったのかもしれません。

輝きを求めたい

色褪せながら ひび割れながら 
輝くすべを求めて

空も飛べるはず -スピッツ

過去の自分の葛藤や苦しみを乗り越えるために、未来への希望や光を見つけようとする姿勢を表現しているようです。

様々なことに傷つき、悩み、もがき苦しんだその中に輝きを見出すことができれば、新しい発見や成長につながるという意味が込められているのでしょうか。

自由な空へ

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

空も飛べるはず -スピッツ

”君と出会った奇跡が この胸にあふれてる”とは、主人公が特別な出会いを経験し、その感慨深い思いが胸に溢れていることを表現しているようです。

今の主人公はこの出会いによって自由で前向きになり、何事にも立ち向かえるようになったのでしょう。

今ならばなんでもできそうな気がしているようです。

また、もしこれから先、夢がなかなかかなわず失望したり苦労をしたりしたら、君に支えてほしいと思っているようです。

ずっと一緒にいて、笑いが絶えない幸せな関係を築きたいという思いを表現しているのではないでしょうか。

もう嘘はつかない

切り札にしてた見えすいた嘘は 満月の夜にやぶいた
はかなく揺れる 髪のにおいで 深い眠りから覚めて

空も飛べるはず -スピッツ

この歌詞は、自分自身や周りの人間に嘘をついてしまっていた主人公が、満月のような美しく輝く日に自分を見つめ直し、嘘をつくことをやめた様子が描かれているようです。

見えすいた嘘をやめたのは、君が側にいて支えてくれたからなのでしょう。

「深い眠りから覚める」というのは、変化や成長を意味しているのかもしれません。

支え合っていこう

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
ずっとそばで笑っていてほしい

空も飛べるはず -スピッツ

”君と出会った奇跡が この胸にあふれてる”という歌詞は、主人公が大切な人と出会ってからの心境を歌っているようです。

出会ったことで、主人公は溢れるほどの幸せを感じているのでしょう。

また、大切な人と出会ったことで励まされ、自分たちなら何でもできるという自信が湧いたことを表現しているようです。

”ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも”という部分は、主人公たちが周りから理解されずに孤独を感じたり、世間の評価が低かったりしても、お互い支え合って乗り越えていこうというメッセージが込められているのではないでしょうか。

そんな世の中だけれど、一緒にいて幸せであり続けたいと思っているようです。

自由の翼

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい

空も飛べるはず -スピッツ

大切な人との出会いがきっかけとなり、心にしみるほどの感慨深い思い出ができたということを表しているようです。

主人公は大切な人との出会いを経て成長し、自分の殻に閉じこもっていた状態から解放されたのでしょう。

”夢を濡らした涙”という言葉からは、夢に向かって努力したけれど実現が難しく、涙を流したことを連想しますが、それでも涙を流した後は、気持ちを切り替え、前へ進もうとしているのでしょう。

その時は君に傍にいてほしいし、笑っていてほしいと願っているようです。

まとめ

今回はスピッツの「空も飛べるはず」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「空も飛べるはず」の歌詞は、愛する人との出会いが与える奇跡や幸せを歌っているようです。

その奇跡や幸せがあれば何も不可能ではないという希望にあふれており、失望や悲しみを克服すれば、大きな夢を追いかけることができることを示唆しているのでしょう。

大切な誰かに支えられながら、笑顔で生きていくことを望んでいるというメッセージが込められているように感じました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではスピッツを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

抹茶

抹茶マッチャ

Macha

歌詞考察家

こんにちは、私の名前は抹茶です。24歳で、歌詞考察家として活動しています。音楽の背後にあるメッセージや詩の深い意味を解析し、それを人々と共有することに情熱を注いでいます。大学では文学を専攻し、特に現代音楽の詞の解釈に興味を持ちました。ブログやSNSでの活動を通じて、多くのファンと交流しています。

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