【平井大 / Symphony】の歌詞の意味を徹底解釈 |希望と願いが描かれた、『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』主題歌を紐解く!
執筆・監修: 天野結衣編集: 天野結衣最終更新: 2023/4/29
劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~ってどんなドラマ?
『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』は2021年7月よりTBSで放送された救命医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版です。
今回は横浜ランドマークタワーが舞台。
ランドマークタワーで発生した爆発事故で数千人が逃げ惑う事態に陥ってしまいます。
さらに火災によって地上70階には193名が取り残されており、そこにはTOKYO MERのチーフである喜多見の身重の妻千晶もいて…。
死者を1人も出さずに救うことができるのか、TOKYO MERと考え方の違うYOKOHAMA MERはどう対処していくのか…。
ドラマ同様目の離せない展開になっています。
Symphonyという曲名の意味を考察
「Symphony」という曲名は、人々が共に協力して生み出す美しい調和の意味があると考えられます。
歌詞の中で、主人公が自分自身や周りの人々と向き合いながら、ただ一人のヒーローになろうと決意する様子が描かれています。
曲名が「Symphony」であることから、このような協力や調和のテーマが暗示されているのかもしれません。
Symphonyという歌詞の意味を徹底解釈
Heroならどうするんだろう
憧れていた いつかのHero達が
今この地球を見たらなんて言うかな?
少なくとも昨日の僕みたいに
見て見ぬふりだけはきっとしないだろう
Symphony -平井大
このフレーズでは昨日の自分がしてしまった行動について振り返っているようです。
主人公はかつて憧れていたヒーローたちが今の世界を見たら、きっと何かしらの行動をするんだろうな、目の前で起こっている問題を見て見ぬふりは絶対にしないだろうな、と思ったのでしょう。
どうしてあんなことをしてしまったのだろうと、後悔している様子が伺えます。
君を守りたい
世界は救えなくても
隣にいる一人を
抱き寄せる手ならここにある
Symphony -平井大
世界平和や問題の解決に直接的に貢献することは難しいかもしれないが、身近にいる家族や友人、恋人などの一人一人を大切に思うことはできる、と主人公は考えたようです。
世界を救うような大きなことはできない、だけれど身近な人を守ることならできるかもしれないと思ったのでしょう。
優しく抱きしめることで、少しずつでも愛や思いやりの輪を広げていくことが大切だと記しているようです。
Heroになって会いに行く
さぁ いざゆこう
少し強い僕を迎えに
もう逸らさない
もう恐れない 願いが
ここにあるから
守り抜くさ どんな明日も
君にとっての
ただ一人のHeroになるんだ
鳴り響き始めたSymphony
僕たちの物語が、ここから始まる。
Symphony -平井大
このフレーズは、自分自身を励ます内容となっています。
主人公は、大切な人を助けたいと思い迎えに行くのでしょう。
自分自身の不安や恐怖心を受け入れ、強い気持ちを持って助けようと思っているようであり、何があってもその人を守り、その人にとって唯一のヒーローになりたいと願っています。
また自分たちが作り出すSymphony(交響曲)は、自分たちだけのものとして、新たな目標に向かって立ち向かっていこうとする様子が伺えます。
このフレーズはTOKYO MERのことを伝えたいのかもしれません。
永遠の約束
憧れたHeroみたいなベルトも大きくなる術も
魔法の杖もない僕だけどいいかな?
それでも君と未来を願う想いだけならばきっと
どんなHeroにも負けないと誓うよ
Symphony -平井大
自分は、テレビに出てくるヒーローのように魔法の杖やベルトはない。
だけどそういうものがなくても、「君」と共に未来を願うことができるのであれば、無敵なんだと主人公は思っているようです。
共にこれからの未来を作っていこうと考えているのではないでしょうか。
自分が正しいと思う方へ
理想の姿とは
大分違うけど
僕には僕の正義(やりかた)がある
Symphony -平井大
"理想の姿とは大分違うけど"というフレーズは、自分自身を見つめる中で、自分の持つ理想像と実際の自分との乖離を感じ、戸惑いや不安を感じる瞬間を表しているようです。
ですが、自分自身が信じる正しいと思うやり方を大切にしたいと考えているのでしょう。
自分の感性や直感を信じながら進んでいくと決めているようです。
自分を信じて進む
迷わずゆこう
光差す未来 迎えに
もう逃げ出さない
もう誤魔化さない 君が
いてくれるから
世界中が無理だと言っても
やってみるよ
僕は僕のHeroになるんだ… I promise you always
Symphony -平井大
この部分では、未来に向かって進んでいくために、迷わず歩んでということを唱えており、 逃げ出すことはなく、どんな困難にも立ち向かっていくことを表現しているようです。
主人公は今目の前に起きていることから逃げ出さないと決めたのでしょう。
そう決めることができたのは、君の存在があったからであり、未来への希望を持つことができるということを歌っているようです。
世界中から否定されたとしても、挑戦し成し遂げていくと言い切っており、自分を強く信じて胸を張って向かっていく自信が現れているのではないでしょうか。
希望に向かって
従うことも運命だ
でもそこに希望があるなら
それに賭けてみるのも運命さ
Symphony -平井大
従うということも運命であり、時にそのような運命を受け入れる必要がある、と主人公は考えたようです。
それでも希望を見出せるなら、希望に賭けることも大切でありそれもまた運命と思ったのでしょう。
運命に振り回されることがあるかもしれないけれど、希望や夢を目指して諦めずに進んでいくことが大切であると伝えているようです。
この先の未来へ
いざゆこう
少し強い僕を迎えに
もう逸らさない
もう恐れない 願いが
ここにあるから
守り抜くさ どんな明日も
君にとっての
ただ一人のHeroになるんだ
鳴り響き始めたSymphony
僕たちの物語が、ここから始まる。
Symphony -平井大
主人公は目標に向かって強くなろうとしているのでしょう。
心の迷いを振り払って、進んでいこうという強い意志が垣間見えます。
人は不安になると、自分の夢を追いかけるのをやめてしまいがちですが、この歌詞はそういった精神的な弱さから解放されたいという気持ちを表現しているようであり、困難に立ち向かい、夢を追い続けるためには、恐怖心に打ち勝たなくてはならないと主人公は考えたのではないでしょうか。
「Symphony」という言葉は、夢を追い続ける人たちにとって、その夢が実現される過程が複雑であり、努力しなければならないことを表現しているようです。
そして目標に向かって舵を切り、決意を新たにして、物語が始まるという前向きなイメージが込められているのではないでしょうか。
まとめ
今回は平井大の「Symphony」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「Symphony」の歌詞は、自分自身を強くして自分の夢を追いかけることの重要性を伝えているようです。
歌詞の中では、自分の夢を忘れずに、それに向かって進んでいくことが大切であることを表しており、誰かを支えることができる人になろうという意味が込められているように感じます。
自分自身を信じ、仲間と共に夢に向かって努力することの素晴らしさを表現しているのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは平井大を追って行くのでぜひチェックしてみてください!