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【EIKO / DREAMER】の歌詞の意味を徹底解釈 |幾田りら作詞作曲の話題曲、癒されること間違いなしのTVドラマ『パリピ孔明』劇中歌を紐解く!

執筆・監修: 天野結衣編集: 天野結衣最終更新: 2023/11/10

目次
パリピ孔明ってどんなドラマ?
DREAMERという曲名の意味を考察
DREAMERという歌詞の意味を徹底解釈
大切なものだから
忘れかけていた想い
諦められない
夢を追いかけたい
ありのままの自分で
自分に負けたくない
欠かせないもの
もう大丈夫
追い求めて
まとめ

パリピ孔明ってどんなドラマ?

フジテレビ系水10ドラマ『パリピ孔明』は諸葛亮孔明英子の物語です。

その昔、諸葛亮孔明は魏と蜀が争う五丈原の戦いの最中に病で倒れ、「戦のない平和な時代に生まれたい」と願いながら病没しました。

時は流れ死んだはずの諸葛亮は若返った姿で再び生を受け、東京都渋谷の路地で目を覚ましました。

その直後若者に連れられて入ったクラブで、英子という駆け出しのシンガーソングライターに出会います。

英子の歌声を聴いた諸葛亮は、心を打たれ、しかも自分を保護してくれた恩義に報いるためにマネージャーになることを申し出ます。

諸葛亮はしっかりとマネージャーとして英子を導いていけるのか。

英子をスーパースターにするために諸葛亮のいろいろな知略が巡っていきます。

DREAMERという曲名の意味を考察

「DREAMER」の歌詞には困難や試練に直面しても諦めず、夢を追い求める強い意志が記されています。

自分を信じ、夢に向かって進む姿を描いており、さらに夢に対する情熱を持ち続けること、途中で挫折しても立ち上がり続ける強さを持つことも記されているようです。

曲名はそんな主人公の思いを反映させてつけられたのではないでしょうか。

「DREAMER」はドラマの劇中歌に使われており、幾田りらさんが作詞作曲をしているんですよ!夢を追い求める姿が描かれており、とても優しくスーッと心に響いていくんです。聞いているとどんどん優しくなれる歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

DREAMERという歌詞の意味を徹底解釈

大切なものだから

簡単には手放せない
差し伸べられたあのメロディー
涙と一緒に溢れた
私にはこれしかないんだと
痛いほどに

DREAMER -EIKO

”差し伸べられたあのメロディー”というフレーズに出てくるメロディーは音楽のほかに人生の中での象徴として使われることがあり、ここでは主人公にとって感動的な瞬間を指しているようです。

主人公にとって音楽はなくてはならないものであり、唯一無二のものなのでしょう。

痛みを伴うほどに重要であることを示しており、痛みが強ければ強いだけその情熱や価値が深いと感じているのかもしれません。

忘れかけていた想い

口ずさんだ子守唄に
幼き日の夢が蘇る
探していたものはこんなに近くで
呼びかけるように瞬いてた

DREAMER -EIKO

主人公はずっと何かを探していたのでしょう。なかなか見つからなかったけれど、実は近くにあるということにやっと気が付いたようです。

”瞬いていた”とあることから夢や目標が主人公をずっと待っていたイメージがあるのでしょう。

子守唄を口ずさんだ時に忘れかけていた夢を思い出し、夢を追いかけることにしたのかもしれません。

諦められない

両手で強く押さえ込んだって
負けじと跳ね返すようにほら
ほとばしる熱は止まらない

DREAMER -EIKO

ここでは夢を追いかけることをあきらめようとしても、なかなかあきらめることはできないという主人公の気持ちが描かれているのでしょう。

”負けじと跳ね返すようにほら”という言葉からは、逆境に立ち向かい、屈しない精神が感じられ、夢への情熱がほとばしっている様子がうかがえます。

忘れていた夢を追い求めるために力強く立ち上がり、自分自身も夢を追いかける情熱を感じているのかもしれません。

夢を追いかけたい

だから歌ってきた
また気付けば鳴らしてしまうから
声が枯れ果てるその時まで
飽きるほど腐るほど
この心掴んで揺さぶり離さないもの
口にできず塞いだ思い
救ったのはあなただから

DREAMER -EIKO

”この心掴んで揺さぶり離さないもの”とは主人公の中の夢や信念を指しているのでしょう。

今まで自分の思いを閉じ込めてきたけれど、それを解放してくれたのは「あなた」であり、あなたと出会ったことで自分に素直になれたようです。

今までなんとなく歌を歌ってきた主人公は、歌への情熱を改めて見つめ直したのかもしれません。

ありのままの自分で

飾りものは持たずに行こう
曝け出すことはまだ怖いけど
信じている愛する人たちの
信じてくれたこんな私を

DREAMER -EIKO

"飾りものは持たずに行こう"とは、自分を飾り立てず素直な姿勢で進んでいくことを示唆しているようです。外見や社会の期待に縛られず、本来の自分を大切にしようと考えているのでしょう。そうは思っていてもほんの少し、怖いと感じているようでもあります。

また”信じてくれたこんな私を”というフレーズでは、主人公の周りには信じてくれて応援してくれる人がいることが伺え、その人がいるからこそ勇気を出すことができると思ったようです。

自分に負けたくない

諦めはとっくにつかないほど
がむしゃらに夢を追いかけた
引き返す言い訳もいらない

DREAMER -EIKO

ここでは夢に向かって進む中で、途中で引き返す理由や言い訳を作らないという、主人公の決意が記されているようです。

主人公は逆境にも立ち向かい、あきらめずに進む覚悟を持ったのでしょう。

無我夢中で夢を追いかけたいという強い気持ちが伺えます。

欠かせないもの

いつも歌ってきた
当たり前に鳴らしてしまうんだ
切り離せやしない私から
夜空で光る星や月のように
水の中で生きる魚のように
揺れる音の波に
この身捧げてきた

DREAMER -EIKO

主人公はいつも歌を口ずさんでおり、歌が主人公にとって自然で日常的なものになっているのでしょう。

音楽から切り離せないほど自分と結びついていることを自覚しており、音楽は自分の一部であり、自己表現の手段として欠かせないものになっているようです。

音楽の中で自分を見出しているのでしょう。

音楽は主人公にとって信じられる存在であり、自分を表現し生きる中での意味深い一部になっているのかもしれません。

もう大丈夫

怯えてたあの頃の
私はもういない
響く歌声
いつかの憧れ
私が心震えた
あの日のように
今ならこの声で

DREAMER -EIKO

ここでは、主人公が過去の自分と向き合って、「怯えていたあの頃の私」がもう存在しないことを自覚している様子がうかがえます。主人公は過去の苦悩や不安を克服し、自分でもほんの少し成長したと感じているのでしょう。

”今ならこの声で”というフレーズからは主人公が今立っている場所に影響を与えていることが伺え、夢に向かって進むことで強さと自信を得ることができたと思っているのではないでしょうか。

追い求めて

だから歌っていたい
偽りのないありのままでいたい
いつか夢が夢でなくなるまで
飽きるほど腐るほど
この心掴んで揺さぶり離さないもの
声にならない声をすくい上げてくれる
それがあなたなんだ
終われないんだ
今はまだ
I'm a Dreamer

DREAMER -EIKO

”偽りのないありのままでいたい”という部分は、偽りのない自分自身であり続け、その姿勢を歌に込めたいという願望を表現しているようです。夢を追い求める中で自分を失わずに、ありのままの自分でいたいと思っているのでしょう。

”飽きるほど腐るほど”という言葉からは、どれだけ長い時間が経っても夢への情熱が薄れないことを示唆しているようでもあります。

”終われないんだ 今はまだ I'm a Dreamer”というフレーズでは、今も夢を追い求めていることを表現しており、自分自身夢を追い求める者であることを自覚し、誇りに思っている様子がうかがえます。

まとめ

今回はEIKOの「DREAMER」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「DREAMER」は夢への強い情熱が描かれているようです。

主人公は過去と向き合いそれを通じて成長し、夢を見つけてきたことが伺え、主人公にとって音楽は人生の一部であることが記されていたようでした。

また、夢を追い求めその夢を持っている自分を誇りに思い、前に進んでいきたいという主人公の強さも垣間見えました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではEIKOを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

天野結衣

天野結衣アマノ ユイ

Amano Yui

歌詞考察家

こんにちは、天野結衣です。私は23歳で、大学卒業後、歌詞考察家として活動を始めました。音楽への深い愛と言葉に対する敏感さを生かし、曲の背景やメッセージを深掘りすることで、多くの音楽ファンに新たな視点を提供しています

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