【ナナヲアカリ / 奇縁ロマンス】の歌詞の意味を徹底解釈 |人との繋がりが描かれている、アニメ『江戸前エルフ』主題歌の歌詞を徹底解釈!
執筆・監修: 今井桜愛編集: 天野結衣最終更新: 2023/4/23
江戸前エルフってどんなアニメ?
アニメ『江戸前エルフ』は、江戸時代から400年以上続く「高耳神社」に祀られているエルフ「エルダ」と、そのエルダに仕える巫女「小金井小糸」が主人公のお話です。
エルダは異世界から召喚され、だらだらと過ごしている不思議な存在ですが、月島の人々には人気があります。
小糸は巫女になってまだ3か月ですが、エルダと共に様々なトラブルに巻き込まれながらも毎日を楽しく過ごしています。
ですが他の神社のエルフと巫女が登場し…。
『江戸前エルフ』は江戸と令和をつなぐほっこり系下町コメディです。
奇縁ロマンスという曲名の意味を考察
この歌詞からは、二人が「運命の赤い糸(縁)」で結ばれ、ともに未知の未来を切り拓いていくという意味のように感じます。
異なる背景や想いを持った人々が出会い、互いに支え合って物語を紡いでいく様が描かれており、曲名の「奇縁ロマンス」は、このような偶然的な縁によるロマンティックな物語を表現したのではないでしょうか。
奇縁ロマンスという歌詞の意味を徹底解釈
この世界が好きなんだ
運命の赤い糸 僕と希望 繋がっていよう
どうしたって好きなんだ あるがままの世界が
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
”運命の赤い糸”とは古くからの日本の説話で、人と人を繋ぐ不思議な糸のことを指します。
この歌詞では、そんな糸によって主人公は大切な人と運命的な出会いがあったと感じているようです。
希望を見つけたその瞬間から、相手への想いが止まらなくなったのでしょう。
「あるがままの自分」を素直に表現したいという思いになったのかもしれません。
薔薇色の未来へ
未完成で歯止めかけたら不甲斐ないや
手放せないほど引き寄せられるなら
きっと先は薔薇色人生だ 違いないや
ひどく美しい夜に
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
この部分では、未完成のやり残したことを放置していると、自分に対して不甲斐ないという気持ちが募ると伝えているようです。
それでも、何かに強く引き寄せられるように前に進んでいれば、きっと幸せになれると信じているのでしょう。
夜の美しさに包まれながら、薔薇色の未来に向かって進む決意をしたようです。
風に舞う想い
犠牲を払うことなしに生きていたいと願い
路頭に迷わず踏み出せば案外気楽なようでした
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
自分の人生を歩む上で、何かを得るために苦労することも必要かもしれない。だけれど、できれば何の苦労もせずに生きていたいと主人公は願っているようです。
ですがそう思いつつも、一歩踏み出したのでしょう。
思い切って何かを始めると、思っていたよりも楽に進めることができるかもしれないと感じたようです。
赤い糸の奇跡
運命の赤い糸 僕と希望 繋がっていよう
どうしたって好きなんだ あるがままの世界が
運命の赤い糸 僕と君 繋がっていよう
どうやって生み出すか 今夜君と共にさ
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
歌詞の冒頭では、運命の赤い糸をモチーフに、自分と希望との縁を表現しているようです。
今自分が住んでいるこの世界は、嫌なこと、辛いこと、楽しいこと…などいろいろなことが起きているけれど、とても魅力的に感じているのでしょう。
この世界で希望を見つけたいと考えているようです。
また希望と共に「君」とも運命の赤い糸でつながってほしいと願っているのではないでしょうか。
未来への旅
未体験な旅を始めよう 恐れないや
ひたすら恋しいと叫ぶ未来だから
もっと長く都会を眺め 変わりたいや
新しい世界が待ってるさ
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
”未体験な旅を始めよう”というフレーズは、新しいことに挑戦する決意を表しているようです。
初めて経験することはとても怖いことですが、将来に対して期待を寄せる気持ちの方が大きく、夢に向かって頑張ろうという意志が込められているように感じます。
また、都会を眺めることで自身が変わりたいと思い、その先には新しい世界を待っていると、希望を持っているようです。
自分を愛する勇気
心にあった抵抗感無くなる本能的衝動
続けることを美徳だとする風潮が嫌でした
日々の暮らしを抜け出して何かを得るためには
自分の愛を受け止める気持ちが大切なんでした
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
”心にあった抵抗感無くなる本能的衝動”というフレーズは、人間の本能的な欲求に従い、簡単に行動してしまうということを表しているようです。
社会の中での規律や美徳、ルールに縛られ続けることも嫌だと感じており、何か新しいことに挑戦したい気持ちや自己実現をするためには、既存の生活から抜け出す必要があると主人公は考えたのではないでしょうか。
そのためにはまず自分自身を大切にし、自分の想いを受け入れることが大切であり、新しい出会いや人生の転機を迎えるためにも必要なことであると考えたようです。
つながっていよう
運命の赤い糸 僕と希望 繋がっていよう
どうしたって飽きないや 変わり続く世界が
運命の赤い糸 僕と君 繋がっていよう
どうやって悟るのか 今夜君と共にさ
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
この歌詞では、日々変わっていく世界は飽きることがなく、希望を持つことができると主人公は考えているようです。
また、互いに素晴らしいものを見つけるために自分を信じることが必要であると思いながら、主人公は大切な君と一緒にいることを願っているのでしょう。
僕と希望、そして君がつながることを望んでいるようです。
つながる奇跡
現代に迷う僕と君が
永遠に繋ぐために生きてるんだ
現代に迷う僕と君が
理想を描くために旅立つんだ
運命なんて分からないや
運命なんて分からないや
それでも
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
”現代に迷う僕と君が”というフレーズは、現代社会に翻弄される2人を表しているようです。
翻弄されながらも生きているのは、大切な君と永遠に一緒にいたいからであり、理想とはなにかを考えるために旅していくんだ、と伝えたいのでしょう。
”運命なんて分からないや”という言葉からは、これから2人にとってどのような運命が待っているかはわからない、だけれどそれでも進みたい、と思っている様子が伝わってきます。
赤い糸でつながりたい
運命の赤い糸 僕と希望 繋がっていよう
どうしたって好きなんだ あるがままの世界が
運命の赤い糸 僕と君 繋がっていよう
どうやって生み出すか 今夜君と共にさ
奇縁ロマンス -ナナヲアカリ
この歌詞は、運命的な出逢いをテーマにしているようです。
主人公は赤い糸で繋がっている君と目の前に広がっている世界を受け入れ、希望に向かって進もうと決意したのでしょう。
大切な君に心を許しているようであり、一緒にいる時間が大切と感じ、君とつながっていたいと願っているようです。
まとめ
今回はナナヲアカリの「奇縁ロマンス」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「奇縁ロマンス」の歌詞は、運命の赤い糸というフレーズが多く出てきます。
主人公は、自分と「君」が赤い糸でつながっていてほしいと願っているようです。
また君と一緒にいることが、世界を受け入れることであり、世界を受け入れることが君を受け入れることにもつながると考えているのではないでしょうか。
この先の未来はわからないけれど、君となら前に進んでいけるという主人公の想いが伝わる気がしました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではナナヲアカリを追って行くのでぜひチェックしてみてください!