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【Conton Candy / ファジーネーブル】の歌詞の意味を徹底解釈 |恋のほろ苦さ、甘酸っぱさが綴られた歌詞を紐解く!

執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/6/21

目次
ファジーネーブルという曲名の意味を考察
ファジーネーブルという歌詞の意味を徹底解釈
苦しい思い
横にいさせて
やっぱり大好き
叶わぬ想い
ホントはね…
大切な思い出
切なさが溢れる
まとめ

ファジーネーブルという曲名の意味を考察

「ファジーネーブル」はカクテルの一つで、ピーチリキュールとオレンジジュースで作られており、2つの果物を合わせているから境界線が曖昧な味わいともいわれています。

このようなことから甘酸っぱさとほろ苦さがある恋をカクテルに例えたのではないでしょうか。

「ファジーネーブル」は今注目の楽曲。かわいらしい歌詞にはかなわない恋が描かれており、なんとも甘酸っぱい気持ちになってしまうんです!手に届かない人を想う気持ちが綴られている歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

ファジーネーブルという歌詞の意味を徹底解釈

苦しい思い

ファジーネーブルの匂いで
私どこかに行けそう
甘い苦い切ない想いを
飲み干してしまいたい

ファジーネーブル -Conton Candy

主人公にとってファジーネーブルの匂いは、甘くて苦くて切ない想いを抱かせるものなのでしょう。

オレンジジュースのような見た目なのに、実はアルコールが入っている苦味のあるカクテルで、なかなか飲み干す勇気がないようです。

カクテルを飲み干すことと、恋をした思いをかけているのではないでしょうか。

恋の苦しさ切なさが伝わってきます。

”飲み干してしまいたい”というフレーズからは、主人公が抱える感情の深さと、その感情を解放したいという強い欲求が感じられます。

横にいさせて

真面目すぎるその姿が好き
私には似合わない
それでも横にいられたらと
そう思う、いやそうやって思ってる

ファジーネーブル -Conton Candy

主人公はまじめな相手が大好きなのでしょう。

ですが自分にはまじめな人は向いていないと感じており、ガラじゃないな、と思っているのかもしれません。

ですが恋をする思いは止められなく、たとえ自分とに合わなくてもただただ横にいたいな、と思っているようです。

相手と一緒にいたいという思いと、自分との違いによる不安や迷いが入り混じっているのではないでしょうか。

やっぱり大好き

もう何回も呼んでいる君の名前も
もう何回も夢に見た2人の世界も
もう何回も何回も諦めようとして 戻って
君に酔ってしまう
私になってゆく

ファジーネーブル -Conton Candy

主人公が相手のことを思い続けている様子がうかがえます。

ですが相手は主人公のことを恋の対象だとは思っていないようです。

そのことは主人公自身も理解をしており、何回も何回もあきらめようとして頑張ったけれど、やっぱり大好きなんだな…としみじみ思ったのでしょう。

苦しい思いをしているけれど、そんな苦しい思いをしている自分が本当の自分なのかもしれない、と感じているのかもしれません。

叶わぬ想い

ファジーネーブルの匂いで
私どこかに行けそう
許すたび 心まで
オレンジ色に染まる
ファジーネーブルの匂いで
君とどこか飛んでいけそう
甘い甘い切ない想いを
飲み干してしまいたい

ファジーネーブル -Conton Candy

”許すたび、心までオレンジ色に染まる”というフレーズでは、相手のことを考える自分を受け入れるたびに心がオレンジ色に染まる、ということを表現しているのかもしれません。

ファジーネーブルはオレンジ色をしているのですが、オレンジ色は温かさや幸福感を象徴しており、許すことで心も喜びに満たされていくのでしょう。

また、香りを感じることで大好きな人とどこかへ飛んでいけるような気持ちになっているようです。

決してかなわない想いだけれど、せめてこの時は大好きな人を感じたいと思っているのではないでしょうか。

ホントはね…

悲しすぎるその結末はもう
私言わなくても分かってるの
それでも横にいたいなんて
そんなこと思えないよ

ファジーネーブル -Conton Candy

この部分では、主人公が悲しい結末を予感しており、どんなに思っても相手に届かないことを示しているようです。

ずっとそばにいたい、でもいることはできない。

だって大好きな人の心の中には自分はいないから…と思っているのではないでしょうか。

主人公は自分自身の感情と向き合いつつも、悲しい結末を避けるためには相手から距離を置くべきだと思ったのかもしれません。

このフレーズは主人公の心情の複雑さと相手への思いが織り交ぜられた歌詞になっているようです。

大切な思い出

オレンジに染まった5%の想いは
私の思い出に溶けてしまう
消えてしまう前に

ファジーネーブル -Conton Candy

この部分では、彼女が特定の想いや感情をオレンジ色に例えて表現しているようです。

”オレンジに染まった5%の想い”は、彼女にとって大切な思いの一部であり、その想いが彼女の思い出として残る前に消えてしまうことを心配しているのでしょう。

この5%の想いが失われる前に、その大切さを意識して思い出としてずっと覚えていたいと願っているようであり、そのためには、その想いが薄れる前に行動しなければならないと感じているようです。

切なさが溢れる

ファジーネーブルの匂いで
私どこかに行けそう
許すたび 心まで
オレンジ色に染まる
ファジーネーブルの匂いで
君とどこか飛んでいけそう
甘い苦い切ない想いを
飲み干してしまいたい
飲み干してしまいたい

ファジーネーブル -Conton Candy

”甘い苦い切ない想いを飲み干してしまいたい”という部分では、主人公はファジーネーブルの匂いを通じて大好きな人といつまでも一緒にいられる気がしているようです。

ですが現実ではそれは無理な話であり、そんな甘くて苦く、切ない思いを抱えているのでしょう。

”飲み干してしまいたい”というフレーズは、甘くて苦い想いを完全に受け入れることができたなら、という思いを表しているのではないでしょうか。

叶わない恋だと思っていても、そのことをなかなか受け入れることができない切なさが伝わってきます。

まとめ

今回はConton Candyの「ファジーネーブル」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「ファジーネーブル」は、まじめな人にガラでもなく恋をしてしまった様子が描かれているようです。

この思いが相手に届かないとわかっていても、恋をする気持ちは止まらないのでしょう。

傷つくことがわかっていても相手の横にずっといたいと願っている様子がうかがえました。

後半のフレーズからは、思い出や自分の感情を大切にしたいという思いも綴られており、甘くて苦く、切ない思いを抱きながら少しでもいいから前へ歩みたいと思ったのではないでしょうか。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではConton Candyを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

抹茶

抹茶マッチャ

Macha

歌詞考察家

こんにちは、私の名前は抹茶です。24歳で、歌詞考察家として活動しています。音楽の背後にあるメッセージや詩の深い意味を解析し、それを人々と共有することに情熱を注いでいます。大学では文学を専攻し、特に現代音楽の詞の解釈に興味を持ちました。ブログやSNSでの活動を通じて、多くのファンと交流しています。

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