七つの大罪 黙示録の四騎士ってどんなアニメ？

TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』は七つの大罪の続編であり、「聖戦」から16年後を描いています。

主人公・パーシバルは祖父・バルギスから『外の世界の言い伝え』を聴き冒険へのあこがれを膨らませますが、祖父を一人にすることはできないとその気持ちを抑えていました。

そんな時、パーシバルの前に言い伝えの一つである『天空を駆ける幻海の舟を操りし騎士』が現れ、パーシバルは果て無き旅路へと足を踏み出すことに。

前作「七つの大罪」を知らなくても楽しめる、痛快冒険ファンタジーです。

UP TO ME!という曲名の意味を考察

「UP TO ME!」は日本語訳すると「自分次第」という意味になります。

歌詞にも自分の行動や決定に対して責任を持ち、前向きに進んでいこうという言葉が多く綴られています。

曲名についてLittle Glee Monsterのみなさんは”パーシバルが平穏な日々から冒険へ踏み出したように、自分の人生の可能性は自分で決めるんだという決意のメッセージを込めた”と語っています。

「UP TO ME!」はポジティブなメッセージと力強い歌声が特徴的な楽曲。押しつけがましくなく、とてもさわやかで、自然と明日へと踏み出したくなるんですよ！思わず前を向いて一歩踏み出したくなる歌詞を紐解いていきましょう！

結衣

UP TO ME!という歌詞の意味を徹底解釈

笑顔があれば

何回だって泣いたっていいよ　欺けないから
この胸に秘めた物語が世界とつながるんだ
そもそも傷を負うくらいの勇敢な人間じゃないってこと
自分でも痛いくらいわかってる　だから笑ってやりすごした

UP TO ME! -Little Glee Monster

このフレーズは自分自身と正直に向き合い、感情を押し殺さないことが重要だと伝えているようです。

主人公は自分が勇敢な人間ではないことをわかっているのでしょう。だけれど必ずしも勇敢な人間である必要はなく、その事実を受け入れ、前向きに進むことが大切なのだと考えているようです。

笑顔で過ごせば困難だって乗り越えていくことができる、と思っているのではないでしょうか。

自分の人生だから

ヒーローはきっとやって来てくれる
どうでもいいよだってどうせ僕は
これはだれのストーリーなんだ？
黙って人混みに紛れた

UP TO ME! -Little Glee Monster

"どうせ僕は”という部分からは主人公が自分に自信がない様子がうかがえます。

ヒーローなんていてもいなくても自分にはどうでもいい、と思っているのでしょう。

さらに”これはだれのストーリーなんだ？”とも自問しており、自分の人生や物語が他人のものではなく、自分自身のものじゃないのか？と考えたようです。

人混みに紛れることで、自分自身を見つめ直し、自分の人生を他人と比較せず自分自身の道を進むことが大切なのでは、と思ったのではないでしょうか。

自分に正直になりたい

上の空吐き出す声　騙せないな　この本音
違和感だらけのクライマックス
納得できないエンドロール
ハッピーエンドならそれでいいなんて嘘

UP TO ME! -Little Glee Monster

"上の空吐き出す声"という言葉は、感情や本音を抑えずに表現することを意味しているようです。主人公は時に気持ちを素直に吐露することが大切だとしみじみ思ったのでしょう。

物語の結末が一般的な「ハッピーエンド」がいいなんて嘘だ、終わりよければすべてよしなんておかしい、と思ったようであり、自分自身の幸せを見つけ、納得できる人生を歩むには、他の人の期待や社会的な規範にとらわれず、自分の道を選ぶことが必要であると考えたのではないでしょうか。

未来を変えるために

僕ら　自由自在　自分次第だから物語をはじめよう
あぁ鳴り止まない心の叫び　解き放つその時だ！
頼りない　言葉だけじゃ　変わらない　この未来は
あぁ抱きしめたい衝動に任せてみようよ！！！

UP TO ME! -Little Glee Monster

主人公は自分の人生を自分で歩もうと決意したのでしょう。

自分たちは自由であり、自分次第でいくらでも自分の物語を書いていくことができると思ったようです。

”あぁ鳴り止まない心の叫び 解き放つその時だ！”というフレーズは内なる情熱を感じる部分であり、それを解き放つ瞬間が大切なのだと考えているのではないでしょうか。

また言葉では足りず、言葉を行動に変えなければ未来は変わらないとも記しており、ただ願望を口にするだけではなく、自分の行動や努力によって未来を変える必要があると伝えたいのかもしれません。

大切なのは

何回だって負けたっていいよ　笑われていいよ
関係ないよ　だって追いかけてるのは明日の自分だ
そもそもこの胸に答えがあるってことはわかっていた
いつかはと先延ばしにしていた罪　踏み出すことが怖かったんだ

UP TO ME! -Little Glee Monster

このフレーズは人の評価に左右されず、自分を信じて進んでいこうと伝えているようです。

大切なのは他の人の目や評価ではなく、自分がどうするかであり、踏み出すのも踏み出さないのも自分の責任なのだから、と考えたのでしょう。

今まで怖くて行動することができなかったことを少し悔いているようでもあります。

新しいチャンスを逃すな！

後悔だけはしたくない　思うほど弱くはない
置き去りにしてた問いにリアクション
新たな幕開けイントロダクション
伏線回収するなら今こそ走れ！

UP TO ME! -Little Glee Monster

”置き去りにしてた問いにリアクション”という部分は、今まで触れるのが怖かった問いかけや疑問に対して、今こそ答えを見つけ行動することが大切だと伝えたいようです。

どんなことが待っていても目をつぶらず、しっかりと自分の目で見て考えようとしているのでしょう。

そのうえで自分が避けてきたことに目を向け進んでいきたいと考えたようです。

いつだって自分次第

僕ら　駆け上がろう　駆け出そう　すでに物語は始まった
あぁ閉じ込めた心の叫び　解き放つその時だ
繋げたい　この軌跡は　叶えたい　この勇気は
あぁかけがえない瞬間に賭けてみようよ！！！
僕ら自由自在
いつも自分次第

UP TO ME! -Little Glee Monster

ここでは内に秘めた情熱を抑え込まず、自由に表現していこうよ、と伝えたいようです。

すでに自分たちの物語は始まっており、自分次第でどんな風にも変えることができると考えたのでしょう。今この時は戻ってくることはなく貴重な瞬間なのだから、この大切な瞬間を逃さず、その瞬間を最大限に活用していきたいと思っているようです。

自分自身を自由に表現し、自分の物語を自分で決めていく力強さが表現されているのではないでしょうか。

自信をもって言えるよ

誰かのせいにして　陰に
逃げていたあの日までの僕に
やっと今言えるよ
このストーリーは僕のものだ

UP TO ME! -Little Glee Monster

主人公は自信をもって自分の道を歩んでいるのでしょう。

過去の自分に対してやっと「自分の人生だから」と言えるまでになったようです。

過去の自分も自分であり、これからの自分も自分なのだから、納得して一歩ずつ歩んでいきたいと思ったのではないでしょうか。

ワクワクする明日へ

僕ら　自由自在　自分次第だから物語をはじめよう
あぁ鳴り止まない心の叫び　解き放つその時だ！
頼りない　言葉だけじゃ　変わらない　この未来は
あぁ抱きしめたい衝動に任せてみようよ！！！
何回だって負けたっていいよ　笑われていいよ
関係ないよ　だって追いかけてるのは明日の自分だ

UP TO ME! -Little Glee Monster

ここでも自分に自信を持つことができ、自分の道を歩んでいきたいと思っている様子がうかがえます。

主人公はワクワクした気持ちで日々を過ごしているのでしょう。

人の目を気にすることなく、挫折したとしても人の評価にとらわれず自分の夢に向かって進んできたいと思っているようです。

自分の人生は自分で責任をもって決めていきたい、自分から逃げたくないと思っているのかもしれません。

まとめ

今回はLittle Glee Monsterの「UP TO ME!」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「UP TO ME!」の歌詞には、前向きなメッセージが多く綴られており、自分の人生は自分で決めていきたいという思いが伝わってきました。

歌詞の中で何度も自分の道を切り拓くことの大切さが記されており、他の人の目を気にすることなく、またたとえ挫折したとしてもめげることなく進んでいきたいという、未来への希望を持つ言葉が多いように感じました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではLittle Glee Monsterを追って行くのでぜひチェックしてみてください！