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【美波/ライラック】の歌詞の意味を徹底解釈

編集: ひいらぎ 最終更新:
目次

ライラックという曲名の意味を考察


「ライラック」とは4-5月ごろに紫色や白色の花が咲く落葉樹の事です。別名を「リラ」といい、よく香水にも使われます。


さて、なぜ美波さんはこの曲に「ライラック」と付けたのでしょうか?私の解釈としては、この「ライラック」が4月から5月にかけて咲く花だからでしょう。


4月に大学に進学した「新入生」、会社に入社した「新入社員」。
ほとんどの人は「その学校に行きたかったから」「そこで働きたかったから」と自分で選択して入ったことでしょう。


しかし、そうじゃない人もいます。ただなんとなく言われるがままに生きてきて、そこに入学(入社)したのもなんとなく、それこそ「春が来たから」という理由で毎年4月に咲いている『ライラック』のように。


しかし、その人たちもその生き方を後悔しない訳ではありません。


「あの時もう少し頑張っておけば」「本当にこんな仕事でいいのだろうか?」と悩むことはあると思います。
私はこの曲を「ただなんとなく流されて生きてきた人たちの考えの歌」と解釈しました。


ライラックの歌詞の意味を徹底解釈

1番

いつかの声が今僕の心を窮屈にしていく
ああだったんでしょ こうだったんでしょ
身勝手解釈receiver


美波 -ライラック


解釈今の私を否定する「昔の私の心」が私を苛んでいく。
(選択した事柄は)「あの時こうすればよかったんでしょ?」「本当はこっちが正しかったんでしょ?」
私の心は今を不幸せだと解釈しているようだ。


「いつか」ということは「今」とは違う夢を抱いて昔の自分の事と解釈しました。

身勝手解釈とあるように、ここの部分の歌詞は「今の僕」に満足していない昔の自分が、現状を生み出してしまったその「選択」を責め立てている歌詞と解釈しました。

(選択した事柄は)と補足してありますがこの曲は、今後も「選択」に関するキーワードがたくさん出てきます。


変わらなきゃ飽きましたって 変われば変わりましたよねって
一体なんだい?それなんだい?
矛と盾は無くならないようでして


美波 -ライラック


解釈「〇〇さんっていつも同じ感じでつまらないですよね」
「〇〇さんって変わっちゃいましたね。残念です。」
一体みんなは僕にどうなって欲しいんだい?
矛盾にまみれた他人の「私」への評価。


ある人に「私」に対していつも変わらなくてつまらないと言われたので変わってみたら、ある人からは「変わってしまって残念」と言われてしまった。

ここの3行に渡る歌詞は「私」の表面だけを見て僕を「こんな人だ」と決めつける人に対しての恨み節にも見えます。僕の内面を理解しようとしない周りの人たち。

ただ、その感情を「一体なんだい?それなんだい?」と思うも、口に出さずに押し殺してしまっています。

ここの部分は周りに流されて生きていたため、結局のところ流されてまた「私の表面」はまた変わっていくのだろうという諦めと解釈しました。 


幸せはピンぼけする不良品アイシャッター
苦しいことは繊細に映る高画質レンズで
精一杯やってんだ 別に君の為じゃない
ねえそうだろ?
性に合わないことして生きれるほど余裕ない


美波 -ライラック


解釈(周りの人から見れば)幸せだと思う事は幸せとは思えずに、
苦しいことは鮮明に苦しいと感じる自分の心のレンズ。
そんな中でも自分のために精一杯来ているんだ。
誰かのために無理をするほどの余裕なんて私にはないんだ。


自分の心のことを幸せに対しては「不良品アイシャッター」苦しい事に対しては「高画質レンズ」と表現しており、私の心の感じ方について説明していると考えられます。

そのような悲しい心を持っていながらも僕は自分のために限界まで、精一杯やっており、自分の嫌なこと=他人のために無理している余裕なんてない!と私は主張していると考察しました。 


人生そうハイに
人生そう前に
人生聡明に生きたいのは山々だが
割と根拠も証明もないような現状世界くらいが丁度よくて


美波 -ライラック


解釈高い目標を持ったり、
常に前を向いたり、
賢く正しく人生を過ごしたいのは勿論なんだけれど、
今の私にはただなんとなく生きていけるこの世界が性にあっているんだ。


最初の方で「変わらなきゃ飽きましたって 変われば変わりましたよねって」-引用美波-ライラックと言ってるように、「私」は自分より他人の指示で変わってしまう流されやすさがあることが解釈できます。

ここのフレーズでも繰り返して「私」は流されて生きていくのが楽だと主張しているように思えます。

生きてく目標を高く設定して、賢く生きていくがいいと勿論分かっている。

でも、今の世間に流されて生きてくのが「私」には合っているんだと言いたいと私は解釈しました。 


人生そうラフに
人生そうタフに
人生そうゲームみたいに単純なものでいいだろ
A・Bボタンで賭けて決めたい未来もあるんだ


美波 -ライラック


解釈流されるまま人生を生きて、
流れれながらも耐えて生きて、
ゲームみたいに誰かに決められる人生でもいいじゃないか。
難しく考えず、僕の未来は誰かに委ねてもいいんだ。


前と同じで「人生」の生き方についての指針を言うフレーズが続いています。

ゲームというのは「他人に操作される生き方」の暗喩だと考えました。後半に「いいだろ」と強い口調で言っているのが見えます。

「私」という生き方については「私」が一番いい生き方を分かっているんだから、他は口を出すなという強い意志に解釈が出来ます。



2番

ヒーローのプライベートはきっとしょうもないと思うんだ
割とネガティヴだったり 普通の人間してるさ
他人の声に惑わされるほど余裕ない


美波 -ライラック


解釈どんだけ偉い人だって、すべてが完璧じゃない。
結構悲観的だったり、悩みごともある普通の人間だろう。
(だから)僕の生き方も一つの普通なんだ。


ヒーローというのは言わば「完璧人間」のことを指すと考えられます。

どんな完璧な人だって、誰もみてないところでは結構砕けた人並みの生き方をしてるんだ。と僕は主張します。また、ここのフレーズは歌詞だけ見るとあまり前後の繋がりが薄く唐突に見えてしまいます。

なので(だから)と注釈を入れ、「ヒーローだって意外と普通にネガティブなときだってあるんだ。

だから、僕の生き方についても口を出さないでくれ。」と怒っているように考察しました。 


もういっそ不乱に
もういっそ不安定に
もうきっと説明書どおりは綺麗すぎてしまうから
汚せ壊せ決められたつまらない固定概念なんて捨てろ


美波 -ライラック


解釈レールの上から外れて生きてみよう。
どうなるか分からない未来を目指して、
型にハマった生き方はつまらないから。
「こうしなきゃいけない」という概念は捨てて生きてみろ。


2番のサビはただ生きている「僕」に対して、疑問を持つ「私」の心が訴えて来てるのだと考えれます。

サビ前のフレーズは先ほど解説した通り、流される生き方が自分の生き方だと主張しています。

そんな「私」に対して、本当にそれでいいのか?そんな生き方はつまらなくないのか?と自問自答していると私は解釈しました。


もう実際どうにでもなれ押し殺した声で
やりたくないことに軽々しく頷くのは
やめろ上げろ顔を上げろ


美波 -ライラック


解釈自分の気持ちを押し殺すのはやめろ。
自分のしたくない事はしたくないとはっきり言うんだ。
頭を上げて前を向いてみろ。


ここは前のシーンから続いている通り、「誰かのいいなりのまま生きるのはやめろ」と解釈が出来ます。

自分の意思を持ってやりたいように生きて行ってみろ!と、もう一つの心は訴えているわけです。

ここは「僕」の心の成長が見えます。1番で「生に合わないことして生きている余裕はない」と言っているのに、それを断れずに流されていた「僕」との対比だと考察しました。


疲れてしまったんだ
人のエゴで造られた虚にだけはなりたくはなくて
時間はまだあるといざ一人目の前にした
後悔と心電図はグシャグシャのまんま
思うことはただ一つ
憂憂憂憂憂憂憂


美波 -ライラック


解釈「他人の理想像」だけを押し付けられて生きている虚無になんかはなりたくない。
まだ、やり直せる時間はあると考えた時にはもう既に後悔する時間しか余ってない。
ああ、もう僕は憂う心しか残ってない。


PVでは叫ぶ私と「憂」の文字が一杯に表示されます。

今までの生き方を考え直す事をようやく始めたのに、もう既にそんな事をしている程時間は残ってない。

いや、本当はやり直す時間は残っているはずなのですが、レールにそって歩いていた自分にそんなことが出来るのか。そういう「憂」が僕の心の中に一杯になってしまったという表現だと解釈しました。 


人生そうハイに
人生そう前に
人生聡明に
変わりたいのは山々だが
私は根拠も証明もないような現状世界くらいがお似合いだ


美波 -ライラック


解釈上に前に生きていきたいのは勿論だけれど
私には今の生き方がぴったりなんだ。


1番で解釈したので前半は割愛します。ただし一番と違って「現状世界が丁度よくて」ではなく「現状世界がお似合いだ」とかなり悲観的になってしまっています。

ラストのサビ前で「憂」の心が一杯になり、心が「諦め」になってしまったようにここでは見えてしまいます。 


人生そうラフに
人生そうタフに
実際そうゲームみたいに単純明快に生きたくって
A、Bボタンで変えてみたい未来もあるんだ


美波 -ライラック


解釈ゆっくりと、でも自分の意思を持ったまま、
ゲームみたいに単調な生活を過ごしたいんだ。
(でも)次の選択肢は自分で未来を選んでみたいと思うんだ。


1番の時では「賭けて決めたい」と表現していましたが、ここでは変えてみたいという前向きなフレーズが使われています。

先ほどのシーンと合わせると「今の生き方を無理して変えるつもりはない、でも、段々と自分で未来を選ぶことを始めてみよう」と「私」の心の成長が垣間見えると思います。

PVも、私のすっきりした心情が表れてるかのように、青空が広がり晴れ渡った景色が表示されます。

ライラックは、レールに流された人生を送ってる方に向け、「無理して今の生き方を突然変える必要はない。

ゆっくりでいいから変えて行ってみよう」と応援している歌詞に見えますね。